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2022/12/06

説明に力を入れています。まずは知ることが大切。

【説明にかなり力を入れています】

　
毎年200万件を超える医学論文が発表されているそうです。

そのおかげで、患者さんにとって有益なエビデンス（科学的根拠）も多く判明してきました。
　
　
最新のエビデンスを知った方が、古く誤った考えに基づく治療が排除され、
より有益な方法でアプローチできるので、当然、治る確率も高くなります。
　
　
また、患者さんの心が前向きにもなります。
　
　
たとえば、
　
「あなたの腰痛は手術でしか治らないよ」
と古い情報に基づいて宣告され、不安・恐怖を抱える患者さんに、
　
「この論文を見てください。最新の研究では、リハビリでも手術でも差がないことが分かってきたから
まずは、諦めずに希望を持ってリハビリを始めましょう」
と、説明できるわけです。
　
　
我々が、根拠ある正しい情報を知り、それを、患者さんに伝えることが出来れば、　
「不安・恐怖」というウイルスが、「安心・勇気・希望」という特効薬に変わるわけです。
　
　
そういうこともあって、海外のガイドラインでは、最新の根拠に基づく情報を
しっかりと患者さんに説明するよう勧告しています。
　
　
　
個人的には、説明は治療よりも大事だと考えています。
　
　
　
そんなこともあって、　
ひがし整骨院・八戸ノ里ここから整骨院・長瀬ここから整骨院も「説明」にかなり力を入れています。
もちろん、根拠に基づく情報の説明です。
　
　
ただ、　
人の記憶は、時間の経過とともに薄れていきます。
　
　
初回時にみっちり説明し
「そうだったんだー！なるほどー！希望持てました！」
となっても、多くの患者さんは、2回目、3回目来院時には忘れているものです。
　
　
いかに忘れさせずに、落とし込んでもらえるか・・・
　

ここが、長引く不調を治すための最重要ポイントでもあるので、
改善しては変更し、改善しては変更しをずーっと続けています。

　
患者さんの心の中に落とし込むには、
・シンプルに分かりやすく
・いかに情報の接触回数を増やせるか
　
　
初回来院時は、90分程お時間を頂いて説明〜治療と出来るのですが、
正直、2回目以降は厳しいのです。
それは、予約がパンパンになる程に多くの方に来院して頂いているので、、、
月一ぐらいでしか時間がさけません。。。
　
　　
そこで始めた取り組みの一つが、ホワイトボードに書き込むという方法。
　
施術の後、イスに座って足を温める事を5分〜10分程しているので、
この時間帯を使って、「エビデンス」「心や脳」について、
興味を持ってもらえるよう、毎週ホワイトボードに書き書きしてきました。
先生の代弁者がホワイトボードなのです。
（場所的に半強制的に視界に入ってきます(^_^;)）
　
　
　
結構評判でして、治療終了時に頂く感想文の中にも、

「ホワイトボードを見る事によって、前向きになれた」
「心の大切さが分かった」
　
などのご感想も多く頂いております。感謝
　　
　
　
が、より良いものにするために、ホワイトボード君は先日卒業になりました。(´・ω・`)サンキュ
　
　
　
本日より、液晶画面を使っての情報発信がスタート！！
　
　
　
手書きより見やすいのと、、、スライドを10枚ほどリピートさせれるので・・・
　
　
分かりやすさ・伝わりやすさが格段に向上！！
アプローチの幅が広がった！！　
　　
　
いや〜嬉しいです(^^)
数カ月後のデータで、治癒率が上がっていれば最高です！！
　
　
　
　
難治な症状が治っていく過程には、数多くの要因が複雑に絡みあって改善に向かいます。そうそう簡単に治るものではないでしょう。
　
ただ、治る治らない以前に、治療法がどうのこうのという前に、
まずは、根拠に基づく正しい情報を知ることが治療のスタートラインです。
　
これからも、【説明】を進化させ続けていきます！！