✔レントゲンで調べたら骨のズレを指摘された
✔腰痛持ちなのでしっかりと治したい
✔治るのかどうか診てほしい
✔しっかりとした説明や治療を受けたい
どんな病態?
分離症・すべり症とは、背骨の椎間関節部分にヒビが入ったり、前方にすべっている状態をいいます。
発症原因
「分離症」の多くは10代の頃に、スポーツの練習など繰り返しのジャンプやひねり動作で起こります。
それが原因となって、その後徐々に「分離すべり症」に進行する場合があります。
「変形すべり症」は女性に多く、女性ホルモンや骨粗しょう症の進行によると言われています。
患者さんの訴え
腰の痛み、お尻から足への痛み、しびれ、冷感
【要注意】
尿が出ない、尿が漏れる
股の付け根から陰部にかけての感覚麻痺やほてり感
新常識
腰痛のない健康な人の背骨を調べてみると、ほとんどの方に骨の変形(腰椎症・椎間板変性・分離症・すべり症)があることが分かってきました。
子供の分離症以外では、そのほとんどが無害なので心配しなくても良いというのが、近年の腰痛研究の結果です。
つまり、脊椎分離・すべり症があっても、ほとんどの方はそれ以外が原因となって発症しているということです。
例えば、腰やおしり周囲の筋筋膜の損傷や、長引く症状では脳の記憶や心理社会的(ストレス)なども影響してくるのです。
症状の改善だけでなく、再発の防止に繋がるようにしっかりと診させて頂きます。
私たちの見解
痛みが強くて病院に行った際に「分離症・すべり症」と診断されると、多くの人は不安になるものです。
私たちの見解
痛みが強くて病院に行った際に「分離症・すべり症」と診断されると、多くの人は不安になるものです。
不安や恐怖心は、それだけで痛みの原因や慢性化の要因、さらには再発率を高めることになります。
そのため、腰椎分離症・すべり症について正しく理解し、無用な不安や恐怖心を持たないことにしましょう。
痛みの原因である「筋肉」や、痛みを静める役割のある「脳や神経」へアプローチしていけば、多くの患者さんは楽になられていきます。