【腰痛やうつ病には「言葉の力」が効くんだって!】
不安・恐怖心・悲しみ・怒りなどを感じると、
脳のへんとう体が
「プルルッ!」
と震え始めます。
それが過度に続いたり、あまりに衝撃的だったりすると、、、
「ゴゴゴゴゴゴ……」
と、暴走し始めます。
【不安】
「病気が進行しないか心配で…」
【恐怖】
「また今日も上司に怒られるかも…」
【悲しみ】
「最愛の人が亡くなって…」
【怒り】
「お父さん!たまには掃除して!」
こんな、「やれやれだぜ…」的な気持ちが続いた時に、
「ゴゴゴゴゴゴ……」
へんとう体が暴走し・・・
感情を自分で制御できなくなってしまうのです。
「いつも不安感があります」
「最近ストレスが多いです」
など、感情をコントロールできない人の脳は、へんとう体が暴走し続けているのです。
この扁桃体の暴走が、人の健康に多大な悪影響を与えます。
「プルルッ!」ぐらいのへんとう体の反応なら大丈夫なんです。
だって、ストレス反応は人が生存する上で、なくてはならないものですから。(闘争か逃走か反応)
問題は、
「やれやれだぜ」←(気に入ったので2回使用 笑)
の時なんです。
「ゴゴゴゴゴゴ……」と暴走した時なんです。
もちろん、人の脳は上手いこと出来ていまして、
暴走するへんとう体に「落ち着け!」と命令をしてくれる素敵な器官があります。
それが、前頭葉(DLPFC)です。
前頭葉(DLPFC)は、へんとう体の暴走を抑える役割がありますので、感情のコントロールに関係しています。
しかし、へんとう体が暴走し続けると、この前頭葉の働きも悪くなってしまいます。
・・・・・・・・・
不安や恐怖心などのストレスによってへんとう体が反応
↓
前頭葉が働きへんとう体を落ち着かせる
↓
さらにストレスが続くと、へんとう体が暴走
↓
前頭葉がダメージを受け、へんとう体を制御できなくなる
↓
扁桃体の暴走+前頭葉の機能低下
↓
いわゆる「うつ」と呼ばれる状態になる
・・・・・・・・・
実際に、うつ病患者さんの脳をfMRIで調べて見ると、
前頭葉(DLPFC)の活動の低下と、へんとう体の暴走がみられます。
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さて、皆様もお分かりの通り、
うつ病患者さんと、まったく同じ脳の反応をしている、痛みをともなう疾患があります。
分かりますよね?
そうです。
腰痛です!!
世界中に患者さんがおり、日本でも通院者第一位に選ばれてしまった腰痛。
うつ病患者さんと腰痛患者さんの脳をfMRIで調べると、
不思議な事に、まったく同じ反応をしているのです。
・・・・・・・・
不安や恐怖心などのストレスによってへんとう体が暴走
↓
DLPFCがダメージを受け、へんとう体を制御できなくなる
↓
さらに前頭葉にダメージ、側坐核にもダメージ
↓
痛みを制御できない状態、いわゆる「腰痛」になる
・・・・・・・・
これを見てもわかるように、
ほぼ大半の腰痛は、うつ病と同じで「不安や恐怖心や怒り」などの「へんとう体の暴走」から起きてるのです。
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20世紀までの腰痛の概念は、
身体の構造がどうのこうので腰痛
関節の動きがどうのこうので腰痛
負担をかけるから腰痛
と
「構造異常があるから腰痛」
「腰に損傷があるから腰痛」
と考えられていました。
しかし、インターネットの普及によって、世界中の数多くの研究を手軽に集められるようになり、医師や研究者たちが、詳しく吟味した結果、上記の説は間違い、根拠が脆弱すぎる事が判明したのです。
21世紀の腰痛(筋骨格系)は、
「生物・心理・社会的(経済的)症候群」と呼ばれるようになりました。
分かりやすく言うと、
心の面や家庭や会社のおかれている状況・経済的な側面などによって腰痛が発症する。
という考え(根拠)にたどり着いたのです。
とりわけ、心の面と社会の面が大きく関与しています。
それは、各国で発表されている、研究の集大成である「腰痛診療ガイドライン」をみても分かることです。
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「腰痛はうつ病と同じ脳活動をしている」
ので、
腰痛はうつ病と同じ治療を選択する事が望ましいのです。
「なっなんだってーー!!」
「腰痛治療とうつ病治療が同じ?そんなバカな話聞いた事もない!」
と思われる専門家の方も多いでしょうが、世の中の変化に取り残されてはいけません。
最新の腰痛ガイドラインや研究報告を見ても、治療法は「認知行動療法」など、うつ病に用いる療法が推奨されています。
腰痛の治療法も、うつ病と同様に脳にアプローチしていく。
だから、患者さんと向き合う時は、
症状(疾病)を診るのではなく、
心(人)を診る必要があるんですね(´ω`)
訴えている痛い所だけでなく、その人の背景にあるものを知ることがとっても重要。
★独り言コーナー★
でもね。いきなり「家族や職場でストレスないですか?」「何か心の葛藤はないですか?」って、整骨院や整形外科で聞かれたら警戒するでしょ?
これってね、心と腰痛の関係が認知されていないからなんですね。
だ・か・ら
もっと、こういった情報が日本中に広まってほしいんです。
患者さんも先生側も、心の話を、警戒感無しに、当然のようにお話しできるようになれば、そりゃ、患者さんの回復も早くなるわけですよ
( ’Д` )ボソッ…
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「前頭葉(DLPFC)を活性化できるかどうか」が、
「体にいくらアプローチしても治らない腰痛」を回復させるポイント。
実は、簡単ですぐに出来る方法があります。
(NHKで放送してた内容です)
それが、
言
葉
の
力
!
「私って綺麗だわ」
「今日もいい事が起こりそう!」
「よく頑張ってる私。偉い!」
「心配するな何とかなる」
「人生死ぬこと以外はかすり傷」
「大丈夫良くなってきている!」
ポジティブワードであれば、どんな言葉でもOK!
自分に合った言葉をチョイスしてください!
「うわぁ…恥ずかしい(/ω\)」
ぐらいのちょっと笑えるやつがいいかも。
誰も聞いてないから大丈夫です笑(´ω`)
その言葉の先に、
幸せ
感動
感謝
嬉しい
楽しい
面白い
が連想出来ればどんな言葉でもOKです^^
肯定的な言葉を発する事によって、脳の中では、
前頭葉(DLPFC)が活性化し、
ビビビッ!
と、エネルギー波が出て、へんとう体の暴走を抑えてくれる事が分かっています。
脳が正常に働き始めると、うつ病も腰痛も回復に向かい始めます。
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人間だけに襲いかかる腰痛
人間だけが使える言葉の力
優しい優しい言葉を、
大切に大切に使っていきたいですよね^^
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魅力的な唇のためには、
優しい言葉を紡ぐこと。
愛らしい瞳のためには、
人々の素晴らしさを見つけること。
オードリー・ヘップバーン -
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柔道整復師 東剛士が監修しています
■東大阪市
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