【良い所に焦点を当てると治りやすい】
「患者教育」の一環として、定期的に新資料を作って渡しております。
特に、ご高齢の方はインターネットが出来ないので、
このようなアナログな資料を渡すことはとても重要だと考えています。
さてさて、
内容ですが、
良い所を見るクセをつけましょう!という感じです。
私たちの脳は、ほっておくと悪い所ばかりに意識が向いてしまいます。
普通のリンゴと、かじられたリンゴ。
欠けている所に目がいってしまいます。
笑顔が素敵で愛嬌があるのに、
鼻が低い・顏が大きいなど、
欠点ばかりに意識が向いてしまう。
脳っていうのは厄介ですよね〜。
せっかく良い所が一杯あるのに、
わずかな悪い所をクローズアップさせようとする。
痛みや病気に対しても同じです。
五体満足、手足が自由に動く、運動が出来る、
いくらでも良い所があるのですが、不調が現れると、
良い所は一切見えなくなって、悪い所ばかりに焦点を当ててしまう。
そして、それが続くと、
悪い所を探すのが上手になっていきます。
100悪かった状態が、1度の治療で70%に回復した。
「30%良くなった!」
と受け取れる人と、
「70%残っています。。。」
と受け取ってしまう人。
事実は同じなのに、
ちょっと受け取り方が違うだけで、
気持ちが大きく変わります。
そして、
脳にも大きな違いが生じてしまうのです。
無意識だと、
悪い所
欠けてる所
足りない所
マイナスな所
に目がいきがち。
だから、意識して、
良い所
満たされている所
足りてる所
プラスな所
を見るようにしたいですね。
「痛みのせいで、やりたい事ができない」
から、
「痛くても、こんな事ができた」
へ。
「悪い所見つける検定」に合格しないように。
「良い所を見つける検定」に合格出来るよう、
毎日、ほんのちょっとの良かった出来事や、
小さい幸せを見つける練習をしていきたいですね!
私は、寝る前に「今日一日良かったこと」を3つ振り返る訓練をしております!^^
※本記事は厚生労働省認可の国家資格:柔道整復師 東剛士が監修しています。
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