自賠責保険ってどんな保険？

自動車損害賠償責任保険（自賠責保険）とは
公道を走るすべての自動車やバイク（原付含む）に加入が義務づけられており
一般に「強制保険」と呼ばれています。


自動車を運行中に他人にケガをさせたり
死亡させたりした場合の対人賠償事故を補償します。


交通事故の被害者が、泣き寝入りすることなく
最低限の補償を受けられるように被害者救済を目的に国が始めた保険制度です。

どれぐらい補償されるの？

迅速かつ公平に保険金等を支払いするために
国土交通大臣および内閣総理大臣により以下のとおり「支払基準」が定められています。


【払われる保険金の限度額】

死亡 3,000万円
ケガ 120万円
後遺障害 後遺障害の程度に応じた等級によって75万円〜4,000万円

※神経系統・精神・胸腹部臓器に著しい障害を残して介護が必要な場合
　常時介護：4,000万円（第1級）、随時介護：3,000万円（第2級）
※上記以外の後遺障害
　3,000万円（第1級）〜75万円（第14級）



【保償について】

１. 治療費…原則治るまで無料で治療が可能
２. 交通費（公共交通機関、タクシー、有料駐車場、 自家用車のガソリン代、etc）
３. 休業損害費（自賠責保険基準で1日5,700円〜19,000円要証明）
４.慰謝料（1日最大4300円、月最大126000円）


例えば3ヵ月通院した場合、
慰謝料だけで378000円支給されます。

保険を使うにあたって注意事項は？

示談をしてしまうと、
これらの補償を受けることが難しくなります。


皆さまは、国の自賠責保険により守られています。
だからこそ、これらの知識を少し持つ事はとても大切だと思います。




交通事故でケガをされた際は、
こちらに流れを載せていますのでご覧ください。
https://higashiseikotsuin.com/accident/



お悩みやご不明な点がある場合は、

お気軽に、
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本記事は厚生労働省認可の国家資格：柔道整復師　東剛士が監修しています