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2019/06/29

医療関係者へ【エビデンスとEBM】


 

こんにちは!

ここから整骨院グループです(^^)/


エビデンスとEBMについてお話させていただきます。



【エビデンスとEBM】
 
エビデンスやEBMを分かりやすく説明することは、
とっても難しいのです。
   
 
そもそも、説明する側が理解しきれていない(笑)
というのは置いといても、 
 
 
多くのの人は(医療関係者も) 
 
 
 
『エビデンス?EBM?』
 
『なんじゃそれ?』
『何となく知ってる』
 
 
 
という認識。
とっても大事なことなのに… 
 
 
 
 
よし!
誰にも頼まれてないけど←
分かりやすく説明してみます!!
 
  
 
 
 
エビデンスとは科学的根拠のこと。
すなわち、研究の結果、
効果が証明されたものをいいます。
  
 
 
 
A治療は、B治療や、無治療群と比較した結果、
効果があると証明された。
それも、複数の研究で同様の結果になった。
 
 
 
「A治療はエビデンスがある」とされます。
  
 
 
こうなると、信頼度は高くなるので、
現場の先生は、B治療よりも、
A治療を積極的に取り入れるべきなのです。



A治療>B治療になります。

 
 
 
 
しかし、ここで大事なのが
エビデンスが絶対ではないこと。
 
 
 
いくら科学的根拠といっても、
  
 
すべての人類を対象にした研究ではないので、
全ての患者さんに当てはまる訳がありません。
 
 
また、研究段階や発表段階で、
何らかのバイアス(実験者や被験者の意志)が
入ることも否定できません。
 
 
それに、そもそも、痛みという感覚の基準も、
治ったの基準も人それぞれ。
 
 
 
だからエビデンスは、
大切ですけれでも絶対条件にはなり得ません。
 
 
 
 
『じゃあ、エビデンスはどう取り扱ったらいいの?』
 
 
 
 
そこで登場する考え方が、
 
「EBM evidence-based medicine」
 
というものです。
 
 
日本語に直訳すると、
 
「根拠に基づく医療」
 
   
 
 
『根拠?という事は、やっぱりエビデンスが大事なんでしょ』
『エビデンス通りに治療をすることがEBMだ!』
 
  
 
と、考える医療関係者は多いと思うのですが、
少々間違っています。
 
 
 
 
EBMとは、
 
エビデンスとアートを統合した、
最善最良の治療を提供することです。
(Straus SE. et al., Evidence Based Medicine, 2005)
 
 
 
 
??
 
 
??
 
 
??
  
 
 
 
まったく意味が分かりませんよね(´・ω・`)
もう少しかみ砕くと、
   
  
 
 
『エビデンスが絶対!』
 
ではなくて、
 
「エビデンス」はあくまで全体の1/4
  
 
残り3つのアートが大切。
 
「患者の価値観」2/4
※例えばウォーキングが良いとのエビデンスがあるが、
運動をするのが大っ嫌いな人に対して無理矢理運動させるのはNG。

 


「患者の状況」3/4
※ウォーキングが良いとのエビデンスがあるが、
家族の介護で心身ともに疲弊し、時間も取れない人。
この方に、エビデンスだからと押し付けるのはNG。


 
「医師の技術」4/4
※治療者の技術力・対話力・説得力。
(有害でない限り)「治れば何でもいいの!」の世界。
 
  
 
「エビデンス1/4」
「患者の価値観2/4」
「患者の状況3/4」
「医師の技術4/4」 
  
 
エビデンスを頭に入れながらも、
アートと一緒に治療をしましょう。
 
 
というのがEBM。
 
 
 
 
  
 
「アート」に偏り過ぎてもいけません。
 
 
「治れば何でもいいんだ」
 
 
これまでの民間療法なんかは
この類です。
 
 
詐欺師やイカさまが氾濫してしまいます。
 
  
 
 
 
 
何度も言いますが、 
「エビデンス」に偏り過ぎてもいけません。
 
 
「そんな治療してもエビデンスがないから意味ないよ」
  
 
医師など、
勉強熱心な方に多いのではないでしょうか。 
 
 
 
 
 
エビデンスとアート
  
 
このバランスが大切なのです。
 
 
自分はどのバランスで日々施術をしているのか?
常に意識をしておきたいものです。
 
 
 
ーーーーーー
医療は
サイエンスに支えられた
アートである
 
ウイリアムオスラー
ーーーーーー
  
 
 
「エビデンス1/4」・・・サイエンス
「患者の価値観2/4」・・・アート
「患者の状況3/4」・・・アート
「医師の技術4/4」・・・アート  
 
 
 
私たちの世界でいえば、
正直、「アート」が先行しています。
 
 
 
『エビデンス?知らねーよ。
だって、俺の患者さんは痛み取れてるから』
  
 
 
 
エビデンスで効果が証明されているものは、
真摯に取り入れ、


 
エビデンスで有害と証明されたものは、
やらない・伝えない。


 
エビデンスで効果なし・不明とされたものは、
上手に使う。(アート)
  
  
  
 
【サイエンス(エビデンス)を無視しないこと】
※常に最新の医学情報にアンテナを張る。
 
 
【アートに偏らずに、アートを使いこなす】
※患者さんの置かれている状況や価値観・心の状態を理解した上で説明や治療をしていく。


※もちろん、その場で痛みを何とかする治療技術は日々鍛錬する。
  
  
  
こういった意識で、日々臨床に当たれば、
最善最良な結果が得られるのではないかと思うわけです。
 
 
 
 
 
とても難しい内容なので、
治療家やセラピストの皆さんにも
分かってもらえるようにまとめるぞ!
 
 
 
と意気込んだのですが、
まったく分かりにくい内容になりましたね(笑)
 
  






※本記事は厚生労働省認可の国家資格:柔道整復師 東剛士が監修しています。

   

2019/06/29
カテゴリー:
  • 医療健康情報

Q&A

よくいただく疑問にお答えいたします

Q.治療時間はどれぐらいですか?


A:しっかりと丁寧にみさせていただきたいので、初回は60~90分ほどお時間をいただきます。2回目以降は15~30分が平均施術時間になります。
予約制なので待ち時間がほとんどありませんのでご安心ください。

Q.どんな先生が施術するのですか?


A:
医療国家資格を取得した専門知識のある先生が施術します。

また、当院では安心して施術を受けていただけるように、技術練習、症例カンファレンス、エビデンスの共有を定期的に行い、施術者の質の向上に力を入れています。


Q.自分の症状は治療できますか?


A:
根本原因にアプローチしますので多くの症状に対応可能です。ですが、実際に直接調べないと正確には判断できません。そのため、初診時に問診と検査をじっくり行い、その上で、他の医療機関での精査が必要と判断した場合はご紹介いたしますのでご安心下さい。

Q.女性の先生に診て頂けますか?


A:八戸ノ里ここから整骨院を中心に女性の先生が在籍しています。予約の際に「女性の先生を希望します」とお伝えしていただければ対応させていただきます。

Q.どれぐらい通ったら良いですか?


A:体の状態や施術の反応などによって通院回数は変わっていきます。最も多いのは、週2回の通院ペースからはじまって、最後は月に1回となるパターンです。当然、患者様と話し合いながら最善の計画を一緒に考えていきますのでご安心ください。

Q.初めての整骨院なので緊張します


A:リラックスして施術を受けていただけるように、親切丁寧な接遇を心がけています。

「初めて整骨院に通院しました」という方も多数お越しいただいているので、どうぞご安心ください。


初めての治療の流れ

予約
予約

当院は予約制になっています。
お電話かLINE(推奨)でご予約をお願いいたします。

問診
問診

受付で「予約していた○○です」とお伝えしていただくとスムーズです。
先生から詳しくお悩みを問診させていただきます。
検査
検査

筋肉・関節・バランスなど、不調の原因を特定していきます。
検査は施術以上に大切になります。
説明
説明

なぜ痛いのか?
なぜ治らないのか?
どうすれば良くなるのか?
イラスト等を用いて詳しく説明いたします。
施術
施術

小さなお子様からご高齢の方まで受けていただける施術法です。普通の整骨院とはちょっと違います。ぜひ一度体験してみて下さい。
再検査

施術前後の変化を確認します。 即効性のある技術のため、多くの方が施術後に「え?なんで?」と驚かれています。

施術後の再検査
計画

自宅でのセルフケアや痛みに役立つ知識などをお伝えした後、今後の通院プランを決めていきます。

今後の通院計画を説明
会計

施術に関する資料をお渡しします。最後にお会計をして終了です。

会計をして終了
お大事に!

親切丁寧な接遇でお迎えいたします。お気軽に、ご予約お問合せくださいませ。