
「しゃがむと膝が痛い」
「立ち上がる時にズキッとする」
「階段の上り下りがつらい」
そんな膝の痛みを「もう年だから」「関節がすり減ってる」と思っていませんか?
確かに、膝の軟骨や半月板が年齢とともに変化するのは自然なことです。
しかし、“関節の変化=痛みの原因”ではありません。
実際、レントゲンで“変形がある”と診断された方でも、痛みがないケースはたくさんあります。
では、なぜ「しゃがむと痛い」のか?
その答えは、“体の使い方”と“神経の働き”にあります。
今回は整骨院の専門家として、
膝痛の本当の原因と、根本的に改善していくための考え方をわかりやすくお伝えします。
しゃがむ・立ち上がる・階段で膝が痛む
整形外科で「異常なし」と言われたけど痛い
マッサージや骨盤矯正を受けてもすぐ戻る
「手術しかない」と言われて不安になっている
「しゃがむと痛い」は本当に関節が悪いの?
●レントゲン異常=痛みではない
整形外科でよくある「変形性膝関節症」という診断。
確かに軟骨のすり減りや骨の変化は確認されますが、
痛みの強さは“変形の程度”とは比例しません。
研究では、レントゲン上で変形があっても、
まったく痛みがない人が多く存在することが分かっています。
つまり、痛みの原因は「構造」ではなく「機能」にあるということ。
立ってしゃがむ時に膝が痛くなるメカニズム
ゃがむ動作は、一見「膝だけの動き」に思えますが、
実は次の3つの関節が連動して働く全身運動です。
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股関節(お尻):動作の主導役
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膝関節:動きの中継点
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足首:バランスと衝撃吸収
どれか1つでも動きが悪くなると、他の部位に負担が集中します。
特に多いのが、「股関節や足首が硬い → 膝が代わりに頑張る」パターンです。
●よくある誤った使い方
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膝を先に曲げてしまい、重心が前にズレる
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お尻を引かずに、太もも前(大腿四頭筋)に負担が集中
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足首が硬く、しゃがむ時に膝がつま先より前に出て圧迫
これにより、膝のお皿(膝蓋骨)と太ももの骨(大腿骨)が擦れ合い、
「膝蓋大腿関節症(PFPS)」 のような動作痛を引き起こします。
関節ではなく「神経の働き」に問題があることも
●なぜ痛みが続くのか?
人間の脳は、「痛み」を“危険信号”として記憶します。
同じ動作を繰り返すうちに、
脳が「しゃがむ=危険」と判断し、実際には大丈夫でも痛みを出してしまうのです。
これを**「神経の誤作動(中枢性感作)」**と呼びます。
いわば、脳がブレーキをかけすぎている状態。
この段階では、
・筋肉が常に緊張する
・動かすと怖い
・天気やストレスで痛みが増す
といった特徴が見られます。
●痛み止めやマッサージが効かない理由
それは、神経の誤作動をリセットできていないからです。
つまり、いくら筋肉をほぐしても、
“脳のエラー”が残ったままでは、痛みはぶり返してしまいます。
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「しゃがむと膝が痛い」は、関節よりも体の使い方と神経の働きが原因。
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痛みを繰り返す人は、“脳が痛みを記憶している”可能性がある。
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整骨院では、神経調整×動作再教育×心理サポートで根本改善を目指す。
最後に
しゃがむたびに感じる膝の痛みは、
「関節が悪い」「年だから」とあきらめる必要はありません。
正しい動き方と神経のバランスを取り戻せば、
まだまだ膝は十分に回復できます。
あなたも、“痛みを気にせず動ける生活”を取り戻しませんか?
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