なぜ車の傷が小さい交通事故でも、身体に痛みや違和感が出ることがあるのでしょうか。
交通事故後に、「車はほとんど壊れていないから身体も大丈夫だろう」と考える方がいます。
しかし、車の損傷の大きさだけで身体の状態を判断することはできません。
交通事故では、身体に急な力が加わることがあります。
また、事故の状況や身体の向き、シートベルトの使用状況などによって、身体に加わる力も異なります。
事故直後は問題なかった。
その日の夜から首が重くなった。
翌朝から腰が痛くなった。
数日後に肩の違和感に気づいた。
このように、事故後に身体の変化を感じることがあります。
では、軽い事故なら放っておいてもよいのでしょうか。
事故の大きさだけで判断するのではなく、身体にどのような変化が出ているのかを確認することが大切です。
交通事故に遭った場合、国土交通省も警察への届け出や相手方の情報確認、医師の診断などを受けることが重要だと案内しています。
「たいした事故ではなかった」と自己判断せず、身体に変化がある場合には適切な確認を行うことが大切です。
・車の損傷は小さいけれど身体に痛みがある方
・事故直後は平気だったのに後から違和感が出た方
・東大阪市で交通事故後の身体について相談したい方
車の傷が小さくても身体の状態を確認したほうがよい理由
なぜ車の損傷が小さい事故でも身体を確認する必要があるのでしょうか。
車と身体では、事故の衝撃を受けたときの動きが違うからです。
車は車体全体で衝撃を受けます。
一方、人間の身体は頭、首、肩、背中、腰などがそれぞれ動きます。
そのため、車の外観だけでは身体の状態を判断できません。
例えば、バンパーに少し傷がついただけだった。
しかし事故後から首を左右に向きにくくなった。
この場合、「車の傷が小さいから大丈夫」とは判断できません。
どうすれば事故後の身体の変化を確認できるのでしょうか。
まず、事故前と比べて違うところを探します。
首が動かしにくい。
腰が重い。
肩が張る。
腕に違和感がある。
歩きにくい。
寝返りが気になる。
このような変化を確認します。
また、事故直後だけではなく、その後の変化も記録しておくとよいでしょう。
「事故当日は問題なかったが、翌朝から首が痛くなった」
「仕事を始めてから腰が気になった」
など、時間経過も重要な情報になります。
交通事故後の身体については、「事故の大きさ」と「症状の大きさ」を単純に結びつけないことが大切です。
交通事故後の症状は「いつから」「どんな動作で」を整理しましょう
どうすれば交通事故後の症状を分かりやすく説明できるのでしょうか。
「いつから」「どこが」「どんなときに」を整理してみましょう。
例えば、
事故翌日から首が重い。
振り向くと痛い。
長時間座ると腰がつらい。
夕方になると肩が張る。
このように具体的にします。
当院でも、交通事故後の施術では、患者さんがどのような場面で困っているのかを確認します。
首や肩、腰の動きを確認し、日常生活への影響もお聞きします。
施術では、身体の状態に合わせてソフトな刺激を用いる場合もあります。
「強く揉めば早く良くなる」という考え方だけではなく、その日の身体の状態を確認することを重視します。
施術前後で首を動かしたり、立ち上がったりする動作を確認し、変化があるかを患者さん自身にも確認していただきます。
例えば、「事故後は振り向くのが怖かったけれど、少し動かしやすい」と感じることがあります。
こうした具体的な変化を確認することで、自分の身体がどのような状態なのかを理解するきっかけになります。
ただし、事故後の症状すべてを整骨院で判断できるわけではありません。
強い症状や神経症状などがある場合には、医療機関での確認を優先する必要があります。
「軽い事故だから整骨院だけで大丈夫」と考えるのではなく、必要な診察を受けたうえで施術を考えることが大切です。
事故後に痛みが出たら「我慢できるか」だけで判断しない
どうすれば事故後の身体について適切に判断できるのでしょうか。
「我慢できる痛みかどうか」だけで決めないことです。
我慢できる程度でも、日常生活に変化がある場合があります。
例えば、運転できるけれど後方確認がしにくい。
仕事はできるけれど長時間座れない。
歩けるけれど腰が重い。
こうした変化も確認する必要があります。
また、強い頭痛、意識の変化、手足の麻痺、明らかな力の入りにくさなどがある場合には、早めに医療機関へ相談してください。
事故後の身体は、「痛くないから問題ない」でも「痛いから重大」という単純なものではありません。
現在の状態を確認し、必要な対応を考えることが大切です。
・車の損傷が小さくても身体の状態は確認しましょう。
・事故前後の身体の変化を具体的に整理しましょう。
・強い症状や異常がある場合は医療機関へ相談しましょう。
交通事故では、車の傷や事故の大きさに意識が向きやすく、「これくらいなら大丈夫」と身体の変化を後回しにしてしまうことがあります。
しかし、車の損傷だけで身体の状態を判断することはできません。
事故前と比べて首や腰が動かしにくい、肩が重い、日常生活でできなくなったことがある場合には、その変化を整理しておくことが大切です。
東大阪市にあるひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院では、交通事故後の首、肩、腰などの症状について、現在困っている動作や身体の変化を確認しながら施術を行っています。
交通事故後の身体について不安がある方は、「事故が軽かったから」と自己判断せず、まず現在の身体にどのような変化があるのかを確認してみてください。
必要に応じて医療機関での診察も受けながら、自分の状態に合った対応を考えていきましょう。
柔道整復師 東剛士が監修しています
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