
腰に力が入らない感じがする。
立ち上がるときに腰が抜けそうで怖い。
歩いていると急に腰が不安定に感じる。
重い物を持つと腰が抜けそうな気がする。
腰痛そのものより、「また腰が抜けるのではないか」という不安が強い。
このようなお悩みはありませんか?
慢性腰痛が長く続いている方の中には、「腰が抜けそう」「腰が砕けそう」「腰に力が入らない」と表現する方がいます。
こうした感覚があると、身体を動かすこと自体が怖くなってしまいます。
立ち上がるときに慎重になる。
歩くときに腰を固める。
階段を避ける。
重い物を持たない。
できるだけ腰を動かさない。
このような生活になっている方もいるでしょう。
ただし、「腰が抜けそう」という感覚と、実際に筋力が低下していることは同じではありません。
もちろん、本当に脚へ力が入りにくくなっている場合には注意が必要です。
しかし、腰痛への不安が強くなることで、身体を固めたり、動作を慎重にしたりすることもあります。
また、腰痛の状態によっては、神経に関係する症状が出ることもあります。
そのため、「腰が抜けそう」という言葉だけで原因を決めつけることはできません。
実際に何ができて、何ができないのか。
歩けるのか。
片脚で立てるのか。
階段を上れるのか。
脚に力が入りにくいのか。
こうした具体的な状態を確認することが重要です。
今回は、腰が抜けそうで不安を感じている慢性腰痛について、感覚と実際の身体の状態を分けて考えるポイントを解説します。
・腰が抜けそうな感じがして不安な方
・腰痛があり、立ち上がるときに怖さを感じる方
・慢性腰痛によって身体を動かすことが怖くなっている方
「腰が抜けそう」という感覚と、実際の筋力低下は分けて考えましょう
「腰が抜けそう」と感じると、
「腰の筋肉が弱くなっているのでは?」
と考える方が多いでしょう。
しかし、腰が抜けそうな感覚があることと、実際に筋力が低下していることは同じではありません。
例えば、立ち上がる瞬間に腰が痛い。
痛みが出そうで身体に力を入れてしまう。
その結果、動作がぎこちなくなる。
すると、「腰に力が入らない」と感じることがあります。
また、以前腰を痛めた経験がある方は、「また痛くなったらどうしよう」という不安から、身体を必要以上に固めることがあります。
このような状態では、動作がスムーズに行えなくなる場合があります。
そこで重要なのが、「何ができるのか」を確認することです。
普通に歩ける。
椅子から立ち上がれる。
階段を上れる。
片脚で立てる。
こうした動作ができているのであれば、「腰が抜けそう」という感覚だけで実際の筋力低下と判断することはできません。
一方で、実際に脚へ力が入りにくい。
歩いていると脚がもつれる。
片脚で立てない。
以前できていた動作が明らかにできなくなった。
このような変化がある場合には、別の確認が必要です。
慢性腰痛だからと自己判断せず、医療機関での確認を優先することも大切です。
当院でも腰痛についてお話を伺う際には、「痛いですか?」だけではなく、「歩けますか?」「立ち上がれますか?」「脚に力は入りますか?」など、具体的な動作を確認します。
腰痛への不安が強いと「身体を固める動き」になっていないか確認しましょう
腰が抜けそうという経験があると、次に同じことが起きないように身体を守ろうとします。
その結果、
腰を動かさない。
お腹や背中に力を入れ続ける。
歩幅を小さくする。
立ち上がるときにゆっくり動く。
というような動作になることがあります。
これは「痛みを避けたい」という自然な反応とも考えられます。
しかし、身体を固めた状態が長く続くと、普段の動作そのものが変わってしまうことがあります。
例えば、椅子から立ち上がるときに腰をほとんど動かさない。
そのため、股関節や膝の使い方も変わる。
歩くときも腰を固める。
このように、身体全体の動きが小さくなっているかもしれません。
そこで、「腰を守るために固める」だけではなく、「現在どこまで自然に動けるのか」を確認してみましょう。
前へかがめるか。
身体をひねれるか。
片脚で立てるか。
歩けるか。
椅子から立てるか。
こうした動作を確認します。
当院では、慢性腰痛の方について、腰だけの動きを確認するのではなく、股関節や膝、背中、足など身体全体の動きを確認します。
また、施術前後で同じ動作を確認し、「動きやすくなったか」「身体に力を入れすぎず動けるか」なども確認します。
腰痛に対する不安がある方ほど、痛みだけではなく、「何ができるようになったのか」を確認することが大切です。
本当に力が入りにくい場合は、慢性腰痛だからと決めつけないことが大切です
ここは非常に重要なポイントです。
「腰が抜けそう」という感覚だけであれば、身体の動きや痛みへの不安など、さまざまな可能性があります。
しかし、実際に脚へ力が入りにくくなっている場合には注意が必要です。
例えば、
片脚だけ力が入りにくい。
歩くと脚がもつれる。
階段を上るのが急に難しくなった。
つまずくことが増えた。
足首を持ち上げにくい。
このような症状がある場合には、単純な慢性腰痛として自己判断しないことが大切です。
また、両脚の強いしびれや力の入りにくさに加えて、排尿や排便に関する異常などがある場合には、早急な医療機関での確認が必要になることがあります。
腰痛が長く続いているからといって、すべてを「いつもの腰痛」と考えてしまうのは危険です。
普段と違う症状が出た。
明らかに力が入りにくい。
歩き方が変わった。
このような場合には、まず状態を確認しましょう。
一方で、実際の筋力低下はなく、「腰が抜けそうな気がする」「怖くて力を入れられない」という状態であれば、痛みや不安、身体の使い方などを含めて整理することができます。
慢性腰痛では、「痛いかどうか」だけでなく、「身体をどう動かせているか」を確認することが重要です。
・「腰が抜けそう」という感覚と、実際の筋力低下は同じではありません。
・腰痛への不安から身体を固め、動作がぎこちなくなっている場合もあります。
・実際に脚へ力が入りにくい、歩行が難しいなどの変化がある場合には、慢性腰痛と決めつけず医療機関で確認しましょう。
「腰が抜けそう」という感覚は、腰痛そのもの以上に不安を感じることがあります。
そのため、症状があるときには、
本当に力が入りにくいのか。
それとも痛みが怖くて力を入れにくいのか。
どの動作で不安を感じるのか。
歩くことはできるのか。
立ち上がることはできるのか。
という点を整理してみましょう。
東大阪市のひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院では、慢性腰痛について、腰の痛みだけでなく、立ち上がりや歩行、片脚立ちなど身体全体の動きも確認しています。
「腰が抜けそうで動くのが怖い」
「腰に力が入りにくい気がする」
という方は、まず現在できている動作を確認してみてください。
ただし、実際に脚の力が入りにくい、歩行が難しい、しびれが急激に悪化した、排尿・排便に関する異常があるなどの場合には、整骨院だけで判断せず、医療機関での確認を優先してください。
慢性腰痛と上手に付き合うためには、「痛みがあるから動かない」だけではなく、現在の身体がどこまで動かせるのかを知ることが大切です。
不安を感じる動作を一つずつ整理しながら、現在の身体の状態を確認していきましょう。
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