同じ腰痛や首の痛みを何度もくり返してしまう。治療をしても数日で元に戻る。
そんな経験はありませんか?
実は、体の一部だけの問題ではなく、痛みの感じ方を調整する脳と神経の働きが影響している場合が少なくありません。
痛みが続くほど脳はその痛みのパターンを覚えやすくなり、わずかな刺激でも痛みを強く感じやすい状態になります。
本記事では、むずかしい専門用語をできるだけ使わず、なぜ痛みが長引くのか、何ができるのかをわかりやすく解説します。
・病院や整体、マッサージに通ってもすぐ元に戻ってしまう人
・画像検査で異常なしと言われたのに痛みやしびれが続いて不安な人
なぜ痛みはくり返されるのか
痛みは体で起きている出来事と、脳がそれをどう感じ取るかの組み合わせで決まります。
ねんざや筋肉の張りなど体のトラブルが最初のきっかけでも、痛みが長引くと脳はその情報を強く記憶しがちです。
すると次のような状態が起こります。
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小さな刺激で痛いと感じやすくなる
同じ動きや姿勢でも、以前より痛みが強く出たり、長く残ったりします。
これは神経が敏感になり、痛みのボリュームつまみが上がった状態と考えるとイメージしやすいでしょう。 -
体の緊張が高まり、痛みのループにはまる
痛みを予想して力が入る。力むほど血流が落ちて硬くなる。その硬さがまた痛みを呼ぶ。
このループが日常の中でくり返されると、もともとの原因が小さくなっていても、痛みの記憶だけが残ります。 -
不安や焦りが痛みを増幅させる
痛みは体だけでなく心の状態にも影響されます。よくならないかもしれないという不安、また痛くなるのではという恐れは、脳の警戒レベルを上げ、痛みの感じやすさを高めます。逆に、理解と安心は警戒レベルを下げ、痛みにブレーキをかけます。
ここで大切なのは、痛みの本丸が常に患部だけとは限らないという視点です。
筋肉や関節のケアは大切ですが、それだけを繰り返しても脳が覚えた痛みパターンが残っていれば、再発をくり返してしまいます。
整骨院だからこそできる脳と神経へのアプローチ
長引く痛みの根本対策は、患部のケアに加えて、脳と神経の緊張状態を落ち着かせ、痛みの感じ方を正常に戻すことです。
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痛みの見える化と安心の提供
問診と検査で、何が痛みを強め、何が弱めるのかを一緒に確認します。例えば、同じ前屈でも呼吸の仕方を少し変えるだけで痛みが和らぐ人がいます。この小さな成功体験は、脳の警戒心を下げる第一歩です。痛みの仕組みをわかりやすく説明し、今の状態と回復の見通しを共有することで、不安による増幅を抑えます。 -
ソフトで的確な刺激で神経の過敏を下げる
強い刺激や痛みを伴う手技は、敏感になった神経をさらに刺激してしまうことがあります。そこで、やさしい手技やリズム、神経に負担をかけない整体、関節の微小な調整、呼吸に合わせたタッチなどを用い、神経の過敏を落ち着かせます。ソフトでも変化を感じられる理由は、狙っているのが筋肉だけではなく、感覚と運動をつなぐ神経システムだからです。 -
動きの再学習で痛みの記憶を書き換える
痛みが怖くて避けていた動作を、安全な範囲で少しずつ再開する練習を行います。例として、起き上がりや前屈、デスクワーク中の座り直しなど、日常でよく使う動きを、呼吸の合わせ方や重心の移し方とセットで練習します。成功体験を積み重ねることで、脳が新しい安全な動きのパターンを覚え、痛みの記憶が上書きされていきます。 -
自律神経を整えるセルフケア
睡眠、呼吸、簡単なストレッチ、短時間の散歩など、日常で続けやすいセルフケアを提案します。目的は柔軟性アップよりも、神経の過敏を下げること。1日数分でも、毎日の積み重ねが痛みの感じやすさを下げ、再発を防ぎます。 -
価値観に合わせたプラン設計
仕事の繁忙、家事、育児、スポーツなど、人によって優先したいことは違います。通院頻度、セルフケアの量、治療の強度などをその人の価値観に合わせて調整することで、無理なく継続でき、結果的に最短の改善につながります。
よくある質問
Q. レントゲンやMRIで異常がないのに痛いのは気のせいですか
A. 気のせいではありません。検査で映らない機能の問題や、神経の敏感さの変化が関与していることが多くあります。原因が見えにくいだけで、改善できる余地は十分にあります。
Q. 強いマッサージの方が効きそうですが...
A. 一時的にスッキリすることはありますが、神経が敏感な時期は強刺激が逆効果になる場合があります。ソフトでも狙い合っていれば、1回での変化を感じることが可能です。
Q. 骨盤矯正を続けても良くならないのはなぜ
A. 骨盤という一部だけに焦点を当てると、痛みの全体像を取りこぼすことがあります。患部へのケアに加え、脳と神経、動きの再学習を合わせることで、再発を防ぎやすくなります。
・患部だけでなく、神経の過敏を下げる施術と動きの再学習が必要である
・ソフトでも狙いを合わせれば1回で変化を実感できることが多い
・安心と理解が不安を下げ、痛みの増幅を防ぐ
・価値観に合わせたプラン設計が継続と再発予防につながる
最後に 当院の強みと来院メリット
ひがし整骨院・ここから整骨院グループでは、その場で体の変化を実感できることを大切にし、
普通の整骨院とは異なる発想で脳と神経にアプローチします。
・説明と対話に力を入れ、不安をほどくことで痛みの増幅を止め、ソフトな治療であっても1回の治療で変化を感じられることを目指します。
・エビデンスに基づいた考え方を土台に、長年の臨床経験と患者さんの価値観を重ね、現実的で続けやすいプランを提案します。
・施術スタッフは柔道整復師や鍼灸師といった医療国家資格に加え、心理カウンセラーの資格も保持。
・体だけでなく心の安心にも配慮します。
・整体やマッサージ、骨盤矯正で改善を実感できなかった方、画像検査で異常なしと言われても痛みが続く方は、一度ご相談ください。
東大阪市のひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院でお待ちしています。
柔道整復師 東剛士が監修しています

✅整骨院グループ紹介
私たち「ひがし整骨院/ここから整骨院グループ」では、東大阪市・大阪市を中心に、
腰痛・自律神経の不調・ぎっくり腰などの根本改善を目的とした施術を行っています。
「痛みの原因がわからない」「どこに行っても治らなかった」
そんなお悩みに対し、丁寧なカウンセリングと専門的な検査をもとに、一人ひとりに合わせた施術/整体をご提供します。

✅各院のご案内

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