
慢性腰痛が続くと、痛みそのもの以上に「この先ずっと良くならないのでは」という不安が大きくなります。
整形外科で検査をして「大きな異常はない」と言われても痛い。
整体やストレッチを頑張っても戻る。
骨盤矯正で治らなかった方、マッサージで治らなかった方ほど、「次もダメだったらどうしよう」という気持ちが強くなりやすいです。
でも、ここで一つだけ知ってほしい前提があります。
慢性腰痛は「壊れているから治らない」と決まるものばかりではありません。
痛みが続く背景には、筋肉のこわばり、体の使い方のクセ、生活の負荷、回復力(睡眠やストレス)の低下など、複数の要素が重なっていることが多いからです。
この記事では、「治らないかも…」と思ってしまう慢性腰痛に対して、まず押さえるべき考え方と、今日から現実的に取り組める道筋を、できるだけ分かりやすくまとめます。
・検査で大きな異常がないと言われたが、痛みが続く
・骨盤矯正で治らなかった方、マッサージで治らなかった方
なぜ慢性腰痛は「治らないかも…」と感じやすいのか
慢性腰痛でつらいのは、痛みが長く続くことだけではありません。
「原因がはっきりしない」「説明が毎回違う」「頑張っても結果が出ない」ことが積み重なると、希望が削れていきます。
ここでは、慢性腰痛が長引きやすい理由を、現場目線で整理します。
1 痛み=壊れている、とは限らない
痛みは体の危険信号ですが、その強さが「組織の傷みの大きさ」と必ずしも一致しないことがあります。
画像検査で変化があっても痛くない人がいる一方で、「大きな異常なし」でも強い痛みが続く人もいます。
慢性腰痛では、腰の状態そのものに加えて、筋肉の緊張、神経の敏感さ、動きのクセ、生活の負荷が重なり、痛みの信号が出やすい状態になっていることがあります。
ここで大切なのは、「痛みがある=終わり」ではなく、「痛みが続く仕組みができている可能性がある」という見方です。
仕組みであれば、整え方があります。
2 守ろうとして固まり、さらに痛みが出るループ
慢性腰痛の人は、「痛いから守る」のが当たり前になります。
ところが守りすぎると、体はこうなりやすいです。
・動かさない時間が増える
・同じ姿勢が続く(座りっぱなし、立ちっぱなし)
・腰を使わない動き方がクセになる
すると、筋肉や関節は固まりやすくなり、ちょっとした動きでも痛みが出やすくなります。
「動くと痛い」→「動かない」→「固まる」→「余計に痛い」
このループが回り始めると、本人の努力とは関係なく長引きやすいのです。
3 “原因当て”が難しいほど、気持ちが先に疲れる
慢性腰痛は、原因が一つに決めにくいことが多いです。
「骨盤がゆがんでいる」「筋力不足」「姿勢が悪い」「ストレス」など、言われることがバラバラだと、何を信じていいか分からなくなります。
ここに大きな盲点があります。慢性腰痛は「一つの原因を当てれば治る」タイプより、「複数の要因を整理して、優先順位をつけて整える」タイプのほうが多いのです。
つまり、必要なのは“正解探し”より、“改善の設計”です。
4 腰だけ見ても、腰痛が変わらないことがある
腰が痛いと、腰だけを揉む、腰だけを伸ばす、腰だけを矯正する、となりやすいです。
ですが、腰痛が長引く人ほど、腰以外の影響が混じっていることがよくあります。
・股関節や足首の硬さで、腰が代わりに動かされている
・お尻やお腹(体幹)の働きが弱く、腰で支え続けている
・背中が固く、呼吸が浅く、常に体が緊張している
・肩こりが強く、背中全体の動きが悪い
・産後の抱っこ姿勢、睡眠不足、回復力の低下が重なっている
こうした背景があると、腰だけをどうにかしても「戻る」になりやすいです。
5 見逃してはいけない症状もある(重要)
慢性腰痛の多くは、整える方向性が見えてきます。
ただし、次のような症状がある場合は、まず医療機関での確認が優先です。
・安静にしていても強い痛みが増える、夜間痛が強い
・発熱、原因不明の体重減少がある
・転倒や事故など外傷後から急に強くなった
・排尿や排便の異常、会陰部のしびれ
・足の力が急に入りにくい、しびれや麻痺が急に進む
安全確認をした上で、慢性腰痛は「まだできること」を積み重ねる段階に進めます。
「治らないかも…」から抜け出すために、まだできること
ここからは具体策です。慢性腰痛は、いきなり大きく変えようとすると続きません。
だからこそ、優先順位をつけて、少しずつ“回復しやすい条件”を増やしていきます。
1 ゴール設定を「痛みゼロ」だけにしない
慢性腰痛で最初に起こるべき変化は、いきなり痛みが完全になくなることよりも、次のような変化です。
・痛みの波が小さくなる
・怖さが減って、動ける範囲が増える
・戻ったときに立て直せる
この「不安が減る」「波が小さくなる」が先に来ると、体は守りすぎをやめやすくなり、結果として改善が進みやすいです。
焦って強い刺激や無理な運動に走るより、まず波を整えることが近道になります。
2 “やり過ぎない動き”を、毎日少しだけ入れる
慢性腰痛では「運動不足」より「動きの偏り」が問題になりやすいです。
おすすめは、痛みを増やさない範囲で、短く、回数を増やすことです。
例(できるところからでOKです)
・1時間に1回、立って深呼吸3回+軽い背伸び
・骨盤を前後にゆっくり10回(痛みが出ない範囲)
・その場で足踏み30秒
・ゆっくり歩く5分(余裕があれば10分)
大切なのは「頑張らない」ことです。
頑張るほど続かず、続かないほど体は変わりません。
少しでも毎日入ると、体は“守りすぎ”を手放しやすくなります。
3 「腰を守る」から「腰だけに負担を集めない」へ
腰痛の人ほど、腰をかばって腰だけに負担が集まる動きになりやすいです。
合言葉は「腰を動かさない」ではなく「腰だけでやらない」です。
・座る:背筋を無理に伸ばすより、足裏を床につけ、呼吸がしやすい位置へ
・立つ:腰を反らせて固めるより、お腹とお尻が軽く働く姿勢へ
・持つ:腰だけで曲げるより、股関節と膝も一緒に使う
こうした“使い方の修正”は、整体や施術の効果を長持ちさせる土台になります。
4 痛みが戻った日は「半分メニュー」で立て直す
慢性腰痛は、良い日と悪い日があるのが普通です。
戻った日に焦ってやりがちなことが、波を大きくします。
・強いマッサージを追加する
・強いストレッチで無理に伸ばす
・急に運動量を増やす
戻った日の基本は「立て直す」です。
・強い刺激は入れない
・温める、軽く歩く(2〜5分)
・深呼吸で体の緊張を落とす
・できる範囲の動きを少しだけ
戻っても立て直せるようになると、「治らないかも…」の不安が確実に小さくなります。
5 生活の負荷を“減らす”より“分散”する
仕事や家事で休めない人ほど、「負荷をゼロに」は現実的ではありません。
そこで、負荷を分散します。
・座りっぱなしを避ける(1時間ごとに立つ)
・同じ動きの連続を避ける(家事を小分けにする)
・抱っこや荷物の持ち方を左右で分散する
・寝る前だけでも体の緊張を落とす(呼吸、入浴)
こうした小さな工夫が、回復力の土台になります。
6 産後の腰痛は「骨盤だけ」より“回復条件”がカギ
産後の骨盤が気になる方は多いですが、実際には骨盤だけが原因ではないこともよくあります。
抱っこ姿勢、睡眠不足、体力低下、回復力の低下が重なり、腰が守りモードになっていることが多いです。
この場合は、骨盤矯正だけに頼るより、
・背中と股関節の硬さをほどく
・お腹とお尻の働きを戻す
・短い休息を増やす
をセットで考えるほうが、腰が変わりやすいです。
7 「なぜそれをするのか」を説明してくれる場所を選ぶ
骨盤矯正で治らなかった方、マッサージで治らなかった方が次に必要なのは、「施術の種類」以前に、今の状態を整理してもらうことです。
・どの動きで腰に負担が集まっているのか
・どこが硬く、どこが働いていないのか
・日常のどんな負荷が戻りやすさを作っているのか
ここが言葉で分かると、不安が減り、やるべきことが明確になります。
慢性腰痛は、説明がそのまま治療の一部です。
整体や施術についての考え方
整体・マッサージ・骨盤矯正は、合う人には助けになります。
ただ、慢性腰痛の場合は「その場で楽」だけだと戻りやすいこともあります。
大切なのは、施術で変化を作ったあとに、
・動きの再教育(腰だけに負担を集めない)
・生活負荷の調整(分散と回復)
を組み合わせることです。
当院でも、腰痛だけでなく肩こりや首のこり、産後の不調などを含め、全体の使い方と回復の条件を見直していく視点を大切にしています。
よくある質問
Q 筋トレやストレッチはやった方がいいですか?
A やった方がいい場合が多いですが、順番が大切です。
慢性腰痛は「やり過ぎ」が波を大きくすることがあります。
まずは短い動きから、痛みを増やさず続けられる形にするのが安全です。
Q 痛いのに動いて大丈夫ですか?
A 「痛みを我慢して動く」ではなく、「痛みを増やさない範囲で少し動く」が基本です。
怖さが強い場合は、専門家のチェックのもとで段階を作るほうが安心です。
Q ずっと通い続けないといけませんか?
A 目的は、日常で立て直せる状態を作ることです。
通院はそのためのサポートであり、必要な期間や頻度は状態によって変わります。納得できる説明と計画があるかが重要です。
・守りすぎ、固まり、痛みが出るループが長引かせることがある
・まずは「波を小さくする」「不安を減らす」が最初のゴール
「治らないかも…」と思うほど悩んでいる方ほど、必要なのは根性論ではなく、状態の整理と、再現できる道筋です。
今の体に合う順番を作れれば、痛みの波は小さくなり、日常は変えられます。
慢性腰痛でお悩みの方は、まずは「何が起きているのか」を分かる言葉で整理するところから始めてください。
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