
腰痛になると、「動いたら悪化するかも」と不安になります。
しかし、腰を必要以上に怖がることが、かえって回復を遅らせることがあります。
今回は、腰痛への考え方を変える小冊子「The Back Book」をもとに、回復に大切な視点をお伝えします。
・安静にしているのに腰痛が長引いている方
・腰痛に対する不安や思い込みを減らしたい方
腰痛は考え方で回復が変わることがある
なぜ腰痛は、考え方によって回復が変わるのでしょうか。
腰痛が出ると、多くの方はまず不安になります。
重い病気ではないか。
動いたら悪化しないか。
仕事に行って大丈夫か。
また再発するのではないか。
こうした不安は自然な反応です。
しかし、不安が強くなりすぎると、体は守りの状態に入ります。筋肉は緊張し、動きは小さくなり、日常生活の活動量も減っていきます。
その結果、
腰が痛い。
動くのが怖い。
安静にしすぎる。
体が硬くなる。
少し動くだけで痛い。
さらに怖くなる。
という悪循環が起こりやすくなります。
このように、痛みを恐れて動きを避けることを、恐怖回避行動といいます。
腰痛の改善では、この恐怖回避行動を減らすことがとても大切です。
The Back Bookでは、腰痛の方に向けて、次のような考え方を伝えています。
あなたの腰は、思っているほど弱くありません。
痛みがあるからといって、ひどいダメージがあるとは限りません。
できる範囲で、仕事や日常生活を続けることが回復につながります。
これは、腰痛を軽く見るという意味ではありません。
必要以上に怖がらないことが大切、という意味です。
腰痛があると、つい「腰が壊れている」と感じてしまいます。ですが多くの腰痛では、痛みの強さと体の損傷の大きさが一致するとは限りません。
つまり、痛みがあるからといって、必ずしも腰が危険な状態というわけではないのです。
この考え方を知るだけでも、体の緊張が少しゆるみ、動きやすくなる方がいます。
The Back Bookが伝える腰痛の本質
The Back Bookは、従来の腰痛パンフレットとは内容が大きく違います。
昔ながらの腰痛パンフレットでは、
物を持ち上げるときはこうしましょう。
背骨はこういう構造です。
腰に負担をかけない姿勢をしましょう。
悪い動作を避けましょう。
といった内容が多く書かれていました。
もちろん、体の使い方を知ることは大切です。
ただ、そればかりが強調されると、
この動きは危ない。
この姿勢は悪い。
腰を守らないといけない。
動かすと悪化する。
という不安が強くなりやすいです。
一方で、The Back Bookは、細かい動作指導よりも、腰痛に対する安心感を育てることを大切にしています。
その中で伝えられている大切な内容は、次のようなものです。
腰の痛みやうずきは、通常、重い病気によるものではありません。
ほとんどの腰痛は速やかに落ち着き、通常の生活ができる程度になります。
放置しない限り、腰痛で体が不自由になることは多くありません。
ここで大切なのは、腰痛を正しく怖がることです。
もちろん、発熱、強いしびれ、足に力が入らない、排尿や排便の異常、転倒や事故後の強い痛みなど、注意が必要な症状はあります。
ただ、一般的な腰痛の多くは、必要以上に恐れなくてもよいものです。
腰痛に対して、
自分の腰は弱い。
動いたら悪化する。
一生付き合うしかない。
という思い込みが強くなると、回復に必要な動きまで避けてしまいます。
The Back Bookの価値は、患者さんに、
自分の腰は思っているより丈夫。
動ける範囲で動いて大丈夫。
日常生活を続けることが回復につながる。
と伝えてくれる点にあります。
これは、腰痛の本質的改善にとても大切な考え方です。
腰痛から回復しやすくなる過ごし方
どうすれば腰痛から回復しやすくなるのでしょうか。
まず大切なのは、安静にしすぎないことです。
腰が痛いときに、少し休むことは問題ありません。強い痛みがあるときに無理をする必要もありません。
ただし、長く寝込んだり、必要以上に動きを避けたりすると、体はこわばりやすくなります。筋力や体力も落ちやすくなり、回復が遅れることがあります。
できる範囲で、
歩く。
家事をする。
仕事に戻る。
普段の生活を少しずつ続ける。
このような行動が、回復を後押しします。
次に大切なのは、痛みを危険信号と決めつけすぎないことです。
痛みは不快です。怖くなるのも自然です。
ですが、痛みがあるから必ず体が壊れているわけではありません。腰痛では、脳や神経が敏感になり、痛みを強く感じていることもあります。
そのため、
動いたら悪化する。
この腰は弱い。
私は腰痛持ちだから無理。
と決めつけすぎないことが大切です。
そしてもう一つ大切なのは、正しい情報を受け取ることです。
腰痛に対する誤った知識は、不安を強めます。
姿勢が悪いから治らない。
骨盤が歪んでいるから痛い。
背骨に異常があるから一生治らない。
重い物を持ったら必ず悪化する。
こうした説明を信じすぎると、患者さんは自分の体を信頼できなくなります。
その結果、動くことへの恐怖が強くなり、腰痛が慢性化しやすくなります。
腰痛の改善には、安心できる説明が必要です。
あなたの腰は思っているより丈夫です。
少しずつ動いて大丈夫です。
痛みがあっても回復できます。
日常生活を取り戻すことが大切です。
このようなメッセージは、患者さんの不安を減らし、回復への行動を後押しします。
実際に、腰痛患者161名を対象にした研究では、The Back Bookのような新しい腰痛概念に基づく教育パンフレットによって、患者さんの誤った考え方が変わり、回復が促進されることが示されています。
つまり、腰痛は施術だけでなく、説明や教育によっても改善しやすくなるのです。
ここから整骨院グループでも、腰痛に対して、ただ痛い場所を施術するだけでなく、患者さんが安心して動けるような説明を大切にしています。
マッサージで治らなかった方。
骨盤矯正で治らなかった方。
安静にしているのに長引いている方。
そうした方ほど、腰痛に対する考え方を見直すことが大切です。
・腰痛の回復には、痛みそのものだけでなく、腰痛に対する考え方が大きく影響する
・The Back Bookは、腰を必要以上に怖がらず、日常生活を続けることの大切さを伝えている
・腰痛改善には、安静よりも安心して動くこと、そして正しい情報を受け取ることが重要
腰痛になると、不安になるのは当然です。
ですが、その不安が強くなりすぎると、動くことが怖くなり、回復が遅れやすくなります。
大切なのは、腰を弱いものとして扱いすぎないことです。
あなたの腰は、思っている以上に丈夫です。
痛みがあるからといって、必ずしも大きなダメージがあるわけではありません。
必要以上に怖がらず、できる範囲で日常生活を続けることが、腰痛改善への第一歩になります。
東大阪市の
・ひがし整骨院
・八戸ノ里ここから整骨院
・長瀬ここから整骨院
では、腰痛に対して、施術だけでなく、患者さんが安心して動けるような説明とサポートを大切にしています。
腰痛が長引いて不安な方は、一人で抱え込まずご相談ください。
柔道整復師 東剛士が監修しています
✅整骨院グループ紹介
私たち「ひがし整骨院/ここから整骨院グループ」では、東大阪市を中心に、
腰痛・自律神経の不調・ぎっくり腰などの根本改善を目的とした施術を行っています。
「痛みの原因がわからない」「どこに行っても治らなかった」
そんなお悩みに対し、丁寧なカウンセリングと専門的な検査をもとに、一人ひとりに合わせた施術/整体をご提供します。

✅各院のご案内

▶若江岩田ひがし整骨院
東大阪市で「腰痛」「ぎっくり腰」「肩こり」に悩む方に根本改善を目指す整骨院。
近鉄奈良線「若江岩田駅」徒歩3分

▶八戸ノ里ここから整骨院
女性も安心、自律神経の乱れ・慢性腰痛に対応した施術でリピート多数。
近鉄奈良線「八戸ノ里駅」徒歩3分

▶長瀬ここから整骨院
神経へのアプローチで「その場で変化を実感できる」と評判の整骨院。
近鉄大阪線「長瀬駅」徒歩2分
✅はじめての方へ
LINEまたはお電話でお気軽にご相談ください。
完全予約制・女性スタッフ在籍・国家資格者による対応で、はじめての方も安心です。
-
医療健康情報

























