
昨日は腰が痛くなかった。
身体が軽かった。
「今日は大丈夫」と思って、掃除や洗濯を一気にやった。
久しぶりに運動をした。
買い物にも出かけた。
ところが、その日の夜や翌日になると腰が痛い。
このような経験はありませんか?
慢性腰痛がある方の中には、「痛い日」と「比較的楽な日」を繰り返している方がいます。
痛い日はできるだけ動かない。
少し楽になると、溜まっていた家事を一気に片付ける。
運動もまとめて行う。
外出も長時間する。
そして、また腰がつらくなる。
このようなサイクルです。
すると、
「やっぱり腰は治っていない」
「少し動いただけで悪化した」
「何をしても腰痛が戻ってくる」
と感じてしまうことがあります。
しかし、ここで一度考えてみたいのが、「痛くない日にどのくらい活動量が増えているのか」ということです。
普段はあまり動いていないのに、調子が良い日に突然たくさん動く。
このように活動量が大きく変化すると、身体に疲労を感じることがあります。
もちろん、活動したことだけが腰痛の原因だと決めつけることはできません。
腰痛にはさまざまな要素が関係します。
ただ、慢性腰痛がある方にとって、「痛みがない=何をしても大丈夫」と考えることには注意が必要です。
また、逆に「痛みがある=絶対に動いてはいけない」という考え方も一律には当てはまりません。
大切なのは、自分の身体の状態に合わせて活動量を調整することです。
今回は、慢性腰痛の「痛みの波」と活動量の関係について、痛くない日に頑張りすぎてしまう方が確認したいポイントを解説します。
・腰痛が良くなったと思ったら翌日にまた痛くなる方
・痛くない日に家事や運動を頑張りすぎてしまう方
・慢性腰痛を繰り返している理由を知りたい方
「痛くない=何をしても大丈夫」ではなく、活動量の変化を確認しましょう
慢性腰痛がある方にとって、痛みが軽い日は嬉しいものです。
「今日は腰が楽だ」
「久しぶりに動けそう」
そう感じると、普段できなかったことを一気にやりたくなることがあります。
例えば、
掃除を全部する。
庭の手入れをする。
買い物へ行く。
長時間歩く。
久しぶりにスポーツをする。
家の片付けをする。
これらを一日ですべて行ってしまう。
すると、その日の夜や翌日に身体の疲れを感じることがあります。
ここで重要なのは、「活動することが悪い」という意味ではありません。
むしろ、身体を動かすことは日常生活に必要です。
問題になる可能性があるのは、「普段との活動量の差」です。
例えば、普段はほとんど歩いていないのに、腰が楽な日に突然2時間歩く。
普段は掃除を少しずつしているのに、調子の良い日に家中を一気に掃除する。
このように活動量が急に増えると、身体が疲れてしまうことがあります。
そこで、痛みの程度だけではなく、その日の活動量も確認してみましょう。
「今日は痛みが2だった」
だけではなく、
「今日は痛みが2で、買い物に1時間行った」
「今日は痛みが2で、掃除を2時間した」
というように記録します。
すると、症状が変化するタイミングと生活の変化を比較しやすくなります。
慢性腰痛では、痛みの数字だけを見て判断するのではなく、「その日に何をしたのか」も重要な情報になります。
当院でも、腰痛の状態を確認するときには、痛みだけでなく仕事や家事、運動、外出など日常生活についてお話を伺います。
「やりすぎ→休みすぎ」の繰り返しになっていませんか?
慢性腰痛の方にありがちなパターンの一つが、活動量の波です。
痛い。
だから何もしない。
少し楽になる。
一気に動く。
また痛くなる。
そしてまた休む。
このような繰り返しです。
もちろん、痛みが強いときに無理をする必要はありません。
しかし、痛みが軽くなった瞬間に、これまでできなかったことをすべて取り戻そうとすると、活動量が急激に変わります。
例えば、
平日は腰が気になるのでほとんど運動しない。
休日に痛みが少なかったので、突然長時間ウォーキングをする。
その後、腰がつらくなって数日間ほとんど動かない。
このようなサイクルです。
この場合、「ウォーキングが悪い」とだけ考えるのではなく、普段と休日の活動量に差がありすぎないかを確認してみましょう。
また、家事でも同じことが起こります。
腰が痛い日は掃除をしない。
翌日に痛みが軽くなる。
「昨日できなかったから」と、掃除、洗濯、買い物を一気にする。
その日の夜に腰が疲れる。
このようなケースです。
そこで、一度にすべてを終わらせるのではなく、作業を分けるという方法があります。
掃除を一日で全部行わない。
買い物をまとめすぎない。
休憩を入れる。
長時間同じ姿勢を続けない。
こうした工夫を取り入れることで、活動量の急激な変化を抑えられる場合があります。
ただし、これはすべての方に同じ方法が当てはまるという意味ではありません。
現在の症状や生活環境によって適切な方法は変わります。
大切なのは、「痛いから休む」「楽だから一気に動く」という二択ではなく、自分の身体の状態を見ながら活動量を調整することです。
慢性腰痛では「痛み」だけでなく「できることの変化」を確認しましょう
慢性腰痛があると、どうしても痛みの数字に注目します。
昨日は3だった。
今日は5になった。
だから悪くなった。
もちろん、痛みの変化は重要です。
しかし、それだけで身体の状態を判断すると、見落としてしまう変化があります。
例えば、
以前は10分しか歩けなかった。
現在は30分歩ける。
以前は掃除をするとすぐ腰がつらくなった。
現在は休憩しながらなら掃除できる。
以前は靴下を履くのが難しかった。
現在は椅子に座れば履ける。
このような変化です。
痛みがゼロになっていなくても、できることが増えている場合があります。
逆に、痛みがそれほど強くなくても、実際には動作が大きく制限されている場合もあります。
だからこそ、慢性腰痛では「痛み」だけでなく「機能」も確認することが大切です。
歩く。
立つ。
座る。
階段。
家事。
仕事。
睡眠。
こうした日常生活がどのように変化しているのかを見てみましょう。
当院では、慢性腰痛の方について、腰の動きだけではなく、前屈や後屈、身体をひねる動作、片脚立ち、歩行なども確認します。
また、施術前後で同じ動作を確認し、「どのような変化があるのか」を本人にも確認してもらいます。
例えば、痛みが少し残っていても、身体が動かしやすくなっている。
反対に、痛みは軽いけれど身体が動かしにくい。
こうした違いも大切です。
慢性腰痛では、「痛みがゼロになること」だけを目標にするのではなく、日常生活の中でできることを少しずつ確認していくことが重要です。
もちろん、急激な症状の変化がある場合は別です。
脚の力が入りにくい。
強いしびれが出た。
歩行が急に難しくなった。
排尿や排便に関する異常がある。
このような場合には、慢性腰痛の波として片付けず、医療機関での確認を優先してください。
・慢性腰痛では「痛くない=何をしても大丈夫」と考えず、普段との活動量の差を確認しましょう。
・「動かなさすぎる日」と「頑張りすぎる日」を繰り返していないか振り返ることも大切です。
・痛みの強さだけでなく、歩く、立つ、家事をするなど「できること」がどう変化したのかも確認しましょう。
慢性腰痛があると、痛みが軽い日はとても嬉しくなります。
「今日は大丈夫そう」
と思って、普段できなかったことを一気にやってしまうこともあるでしょう。
しかし、その後に腰がつらくなると、
「やっぱり動かないほうがいい」
と考えてしまいます。
大切なのは、「動くか、動かないか」の二択ではありません。
現在どのくらい動けるのか。
普段と比べて活動量が急に増えていないか。
休憩を取れているか。
翌日の身体はどうなっているか。
こうした点を確認してみましょう。
東大阪市のひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院では、慢性腰痛について痛みの強さだけではなく、姿勢や身体全体の動き、仕事や家事、運動など日常生活の状態も確認しています。
「痛くない日は頑張りすぎてしまう」
「動くと痛くなるから、また何日も休んでしまう」
という方は、一度ご自身の活動量の波を振り返ってみてください。
また、強い痛みや急激な症状の変化、脚のしびれや力の入りにくさ、歩行の異常、排尿・排便に関する異常などがある場合には、慢性腰痛と自己判断せず、医療機関での確認を優先してください。
慢性腰痛との付き合い方では、「痛みがない日に全部やる」のではなく、「今の身体で無理なくできることを継続する」という考え方も大切です。
その日の調子だけで判断するのではなく、数日から数週間という単位で身体の変化を見ていきましょう。
痛みがある日も、比較的楽な日も、それぞれの身体の状態を確認しながら、自分に合った活動量を見つけていくことが大切です。
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