
昨日は腰の右側が痛かった。
今日は左側が気になる。
腰の中央が重い日もあれば、お尻の近くがつらい日もある。
痛む場所が毎回違うので、「自分の腰は一体どうなっているのだろう」と不安になる。
このようなお悩みはありませんか?
慢性腰痛の方の中には、痛みを感じる場所が一定ではない方もいます。
「いつも同じ場所が痛い」という方もいれば、「その日によって痛い場所が違う」という方もいます。
そのため、痛む場所が変わると、「症状が広がっているのでは?」「別の問題が起きているのでは?」と心配になることもあるでしょう。
しかし、身体の痛みは必ずしも一か所だけに固定されるとは限りません。
身体は筋肉、関節、神経などさまざまな組織が連動して動いています。
また、同じ腰痛でも、姿勢や活動量、身体の使い方によって感じ方が変わることがあります。
さらに、痛みを感じる場所と、その背景にある身体の状態が必ずしも完全に一致するとは限りません。
だからこそ、「今日はここが痛い」という場所だけを見るのではなく、「いつ」「どんな動作で」「どのように痛むのか」を整理することが大切です。
今回は、慢性腰痛で痛む場所が日によって変わる場合に、どのような点を確認すればよいのかを解説します。
・慢性腰痛で痛む場所が日によって変わる方
・右腰や左腰など、痛む場所が一定しない方
・腰だけでなくお尻などにも痛みを感じる方
痛む場所だけでなく「どんなときに痛いか」を確認しましょう
腰痛があると、まず痛い場所を気にします。
右腰が痛い。
左腰が痛い。
腰の中央が痛い。
お尻に近い部分が痛い。
もちろん、痛む場所は重要な情報です。
しかし、慢性腰痛を考えるときには、「どこが痛いか」だけでなく、「どんなときに痛いか」も重要です。
例えば、
歩くと右腰が気になる。
座っていると左腰が重い。
前かがみになると中央が痛い。
身体をひねると片側だけ気になる。
このように、動作によって痛む場所が変わることがあります。
また、朝と夜で違うこともあります。
朝は腰の中央が重い。
夕方になると片側が気になる。
このような変化です。
そのため、「痛む場所が変わる」という現象だけを問題にするのではなく、痛みの変化と身体の動きを一緒に見ていくことが大切です。
身体は一部分だけで動いているわけではありません
身体を動かすとき、腰だけが単独で動くわけではありません。
歩くときには脚が動きます。
脚が動けば骨盤も動きます。
骨盤が動けば背中にも動きが生まれます。
身体をひねるときも、腰だけではなく背中や股関節などが関係します。
そのため、腰の一部分に負担を感じている場合でも、身体全体の動き方を確認することが重要です。
例えば、右の股関節が動かしにくい。
そのため身体を動かすときに別の部分で補っている。
その結果として腰の片側に負担を感じる。
というように、身体はさまざまな部分が連動しています。
ただし、「ここが硬いから腰痛の原因」というように、一つの場所だけを原因と決めつけることはできません。
あくまで身体全体の動きを確認することが大切です。
当院では、慢性腰痛の方について、腰の前屈や後屈だけでなく、身体をひねる動作、股関節の動き、姿勢、歩行なども確認します。
痛みの場所が変化する場合には、その変化そのものも大切な情報として確認します。
痛む場所の変化と一緒に「しびれや力の入りにくさ」がないかも確認しましょう
痛む場所が変わる慢性腰痛では、痛みの変化だけでなく、ほかの症状がないかも確認しておきましょう。
例えば、
脚にしびれがある。
脚に力が入りにくい。
歩きにくくなった。
感覚がいつもと違う。
このような症状が伴っている場合には、単純な慢性腰痛として自己判断しないことが大切です。
一方で、「今日は右腰、今日は左腰」というように、痛む場所が変わるだけで、歩くことや日常生活に大きな問題がない場合もあります。
その場合には、痛みの場所だけに意識を向けすぎず、身体全体の状態を確認してみましょう。
例えば、痛みの強さはどうか。
動ける範囲は変わっていないか。
歩く時間は変わっていないか。
仕事や家事にどの程度影響しているか。
こうした点を確認します。
当院でも、慢性腰痛について「どこが痛いか」だけではなく、身体の動きや日常生活で困っていることなどを確認します。
そして、施術前後で身体の動きに変化があるかを確認します。
「痛みの場所が変わる」という現象だけを怖がるのではなく、自分の症状がどのように変化しているのかを具体的に把握することが大切です。
・慢性腰痛で痛む場所が変わる場合は、「どこが痛いか」だけでなく「どんな動作で痛いか」も確認しましょう。
・腰は脚や股関節、背中など身体のさまざまな部分と連動して動いています。
・痛みの変化に加えて、しびれや力の入りにくさ、歩きにくさなどがないかも確認することが大切です。
慢性腰痛で痛む場所が変わると、「症状が悪化しているのでは?」と不安になることがあります。
しかし、痛みは必ずしも毎回同じ場所に感じるとは限りません。
大切なのは、
どこが痛いのか。
どんな動作で痛いのか。
いつ痛いのか。
痛み以外にどんな症状があるのか。
日常生活にどの程度影響しているのか。
こうした情報を整理することです。
東大阪市のひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院では、慢性腰痛について、痛みの場所だけでなく、姿勢や歩行、身体全体の動きなども確認しています。
「右だったり左だったり痛む場所が変わる」
「腰なのかお尻なのか分からない」
という方も、まずは症状の変化を整理してみてください。
なお、脚の力が入りにくい、歩行が急に難しくなった、強いしびれが続く、排尿・排便に関する異常があるなどの場合には、慢性腰痛と自己判断せず、医療機関での確認を優先してください。
痛む場所だけで身体の状態を判断するのではなく、身体全体の動きと日常生活まで含めて現在の状態を確認していきましょう。
柔道整復師 東剛士が監修しています
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