
腰痛があるけれど運動不足も気になる。
そこで運動を始めた。
運動している最中は大丈夫だった。
ところが翌日になると腰が痛い。
「運動したほうがいいのか、休んだほうがいいのか分からない」
このようなお悩みはありませんか?
慢性腰痛がある方にとって、運動は少し勇気が必要なものです。
身体を動かしたほうがいいと言われても、「動いたら腰痛が悪化するのでは?」と不安になることがあります。
特に、運動した翌日に腰が痛くなると、
「やっぱり運動は腰に悪いのかな」
「もっと休んだほうがいいのかな」
と考えてしまうでしょう。
しかし、運動後に身体が重く感じたり、筋肉に疲労感が出たりすることと、腰痛そのものが悪化していることは、必ずしも同じではありません。
一方で、運動量が現在の身体に合っていなかったり、痛みが強くなったりしている場合には、方法を見直す必要があります。
そのため、「運動後に痛い=運動をやめる」でも、「痛くても続ける」でもなく、運動前後で身体がどう変化しているのかを確認することが大切です。
今回は、慢性腰痛があり、運動した翌日に腰が痛くなる場合に確認したいポイントについて解説します。
・慢性腰痛があり、運動を始めたい方
・運動した翌日に腰が痛くなる方
・腰痛があるため運動することに不安を感じている方
運動後の痛みは「どんな痛みなのか」を確認しましょう
運動した翌日に腰が痛いと、「運動で腰を悪くした」と考えてしまうことがあります。
しかし、まず確認したいのは、どのような痛みなのかです。
腰が重い。
身体がだるい。
筋肉が張っている。
動き始めに少し気になる。
運動前より明らかに強い痛みがある。
これらは同じ「痛い」でも意味が違います。
また、翌日だけ気になるのか、数日間続くのかによっても違います。
そこで、運動前の状態と運動後の状態を比べてみましょう。
運動前は腰痛が3。
運動直後は3。
翌日は4。
翌々日は2。
というように、時間の経過も確認します。
もちろん、数字だけで身体の状態を判断できるわけではありません。
しかし、運動後にどのような変化が起きているのかを把握する材料にはなります。
また、腰痛だけではなく、日常生活の動きも確認してみましょう。
歩ける。
立ち上がれる。
仕事ができる。
階段を使える。
このような機能が保たれているのかも大切です。
「運動する・しない」ではなく、現在の身体に合った量を考えましょう
慢性腰痛があると、「運動しないといけない」と思って急に頑張ってしまうことがあります。
例えば、
今までほとんど運動していなかったのに急に1時間歩く。
久しぶりに筋トレをする。
いきなり回数を増やす。
毎日必ず運動する。
このような方法です。
しかし、現在の身体が慣れていない運動を急に増やすと、疲労を感じることがあります。
そこで重要なのが、運動量を少しずつ調整することです。
10分歩いてみる。
問題がなければ少し増やす。
翌日の状態を確認する。
また次の運動を行う。
というように、自分の身体の反応を確認しながら進めていきましょう。
また、「運動」といってもさまざまです。
歩く。
軽く身体を動かす。
ストレッチをする。
筋力トレーニングをする。
水中で身体を動かす。
人によって取り入れやすい方法は違います。
大切なのは、無理なく継続できる方法を選ぶことです。
そして、「運動した翌日に少し張ったから失敗」と考えるのではなく、翌日の状態を見ながら運動量を調整していきましょう。
運動の目標は「何回できたか」より「何ができるようになったか」
慢性腰痛で運動を始める場合、「腹筋を30回できるようにする」「ウォーキングを1時間する」など、数字を目標にすることがあります。
もちろん、数字で管理することも一つの方法です。
しかし、日常生活につながる目標を持つことも大切です。
例えば、
買い物に歩いて行けるようになりたい。
旅行で長く歩けるようになりたい。
趣味のスポーツを再開したい。
子どもと一緒に遊びたい。
仕事を一日続けたい。
このような目標です。
運動は、単純に筋力や体力を高めるためだけではありません。
「自分がやりたいことを続けるための身体づくり」という視点でも考えることができます。
当院では、慢性腰痛の方について、腰の動きだけではなく、歩行や姿勢、立ち上がり、身体を支える動作なども確認します。
施術前後で身体の動きに変化があるかを確認しながら、その方の生活に必要な動作について考えていきます。
また、運動をしていて痛みが強くなった場合には、運動を続けることだけを優先するのではなく、運動の種類や量、身体の状態を一度見直すことも大切です。
・運動した翌日に腰が痛い場合は、「どのような痛みなのか」「どのくらい続くのか」を確認しましょう。
・運動は一気に頑張るのではなく、現在の身体の状態に合わせて量を調整することが大切です。
・運動の目標は回数や時間だけでなく、「日常生活で何ができるようになりたいのか」から考えてみましょう。
慢性腰痛があると、運動をすることに不安を感じるのは自然なことです。
「運動したら腰痛が悪化するのでは?」
と心配になる方もいるでしょう。
しかし、運動した翌日に少し腰が重いからといって、すべての運動が自分に合わないとは限りません。
大切なのは、
どんな運動をしたのか。
どのくらいの時間・回数だったのか。
運動中はどうだったのか。
翌日はどうだったのか。
その後どのように変化したのか。
こうした経過を確認することです。
東大阪市のひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院では、慢性腰痛について、腰だけではなく、姿勢や歩行、身体全体の動きなどを確認しています。
「運動したいけれど腰痛が心配」
「運動した翌日に腰が痛くなる」
という方は、無理に運動量を増やすのではなく、現在の身体の状態と運動後の変化を一度整理してみてください。
なお、運動後に強い痛みが続く、脚のしびれや力の入りにくさが出る、歩行が難しくなるなどの場合には、無理に運動を続けず、医療機関で状態を確認することが大切です。
慢性腰痛では、「動くか、動かないか」の二択で考える必要はありません。
現在の身体に合わせて、できる範囲から少しずつ身体を動かし、その反応を確認していくことが大切です。
運動を「腰痛を我慢して頑張るもの」と考えるのではなく、日常生活でやりたいことを続けるための一つの手段として取り入れていきましょう。
柔道整復師 東剛士が監修しています
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