
昨日は腰がかなり痛かった。
ところが今日は、それほど気にならない。
しばらく調子が良かったのに、また腰が痛くなった。
痛みがなくなったと思ったら、数日後にまたつらくなる。
このような慢性腰痛の「波」に悩んでいませんか?
慢性腰痛では、毎日まったく同じ強さで痛みが続くとは限りません。
痛みが強い日もあれば、比較的楽な日もあります。
そのため、症状が楽になった日は「もう大丈夫」と思い、いつも以上に身体を動かす。
そして翌日に腰がつらくなり、「やっぱり腰が悪い」と感じる。
このような経験を繰り返す方もいます。
一方で、少し腰が痛くなっただけで「また悪くなった」と考え、必要以上に身体を動かさなくなることもあります。
慢性腰痛では、このような「痛みの波」をどう捉えるかが大切です。
腰痛の状態は、身体の動きだけでなく、その日の活動量や疲労、睡眠、仕事の内容などによっても変化します。
また、痛みが強い日があるからといって、必ずしも身体の状態が大きく悪化しているとは限りません。
反対に、痛みが少ないからといって、何をしても問題ないという意味でもありません。
だからこそ、「今日は痛い」「今日は楽」という結果だけを見るのではなく、その前後に何があったのかを確認することが重要です。
今回は、慢性腰痛で痛い日と楽な日がある方に向けて、症状の波をどのように捉えればよいのかを解説します。
・慢性腰痛の痛みが日によって変わる方
・腰痛が良くなったり悪くなったりを繰り返している方
・痛みが楽になると動きすぎてしまう方
慢性腰痛は「痛みがあるかないか」だけで判断しないことが大切です
慢性腰痛では、痛みの強さが毎日同じとは限りません。
例えば、月曜日は腰痛が強かった。
火曜日は少し楽だった。
水曜日はほとんど気にならなかった。
木曜日にまた痛くなった。
このような変化があります。
このとき、「木曜日にまた痛くなったから、腰が悪化した」と考えてしまうことがあります。
しかし、腰痛の変化には、その日の生活状況も関係している可能性があります。
仕事が忙しかった。
いつもより長く歩いた。
睡眠時間が短かった。
身体を動かす時間が少なかった。
疲労がたまっていた。
このような違いがないか確認してみましょう。
また、痛みの強さだけではなく、身体がどれくらい動かせるのかも確認してみましょう。
痛みは少しある。
でも、歩ける。
仕事もできる。
階段も使える。
このような状態なら、「痛みがある=身体が悪くなった」とは限りません。
反対に、痛みはそれほど強くなくても、身体を動かすことが難しくなっている場合には注意が必要です。
慢性腰痛では、痛みの数字だけでなく、実際の動作や生活への影響まで含めて状態を確認することが大切です。
「楽になった日に頑張りすぎる」ことがないか確認しましょう
慢性腰痛の方にありがちなのが、調子が良い日に一気に活動量を増やしてしまうことです。
数日間腰が楽だった。
今日は痛くない。
だから掃除を一気にする。
買い物へ長時間出かける。
運動を頑張る。
仕事の遅れをまとめて片付ける。
そして翌日に腰がつらくなる。
このようなパターンです。
もちろん、痛みが楽になれば、やりたいことをしたくなるのは自然なことです。
しかし、身体が少しずつ回復している途中で、急激に活動量を増やすと疲労を感じることがあります。
そのため、調子が良い日も「一気に取り戻す」のではなく、現在できる範囲を確認しながら活動することが大切です。
例えば、今日は30分歩いて問題なかった。
次の日も同じ程度にしてみる。
問題がなければ少しずつ増やす。
このように、自分の身体の反応を確認しながら調整していきます。
また、痛みが出た日も「何もしてはいけない」と決めつける必要はありません。
できる範囲で身体を動かす。
短時間の活動にする。
休憩を挟む。
その日の状態に合わせて調整する。
こうした考え方が大切です。
腰痛の「波」を記録すると、自分のパターンが見えてきます
慢性腰痛が日によって変化する方は、簡単な記録をつけてみるのも一つの方法です。
例えば、
腰痛の強さ。
睡眠時間。
仕事量。
歩いた時間。
運動したかどうか。
疲労感。
このような項目を簡単に記録します。
すると、「仕事が忙しい翌日に痛みが出やすい」「睡眠が少ないと腰が重い」「運動量を急に増やした後につらくなる」など、自分なりの傾向が見えてくることがあります。
もちろん、記録だけで腰痛の原因を特定できるわけではありません。
しかし、「なんとなく痛い」という状態から、「こういう条件のときに腰が気になりやすい」と具体的に整理することができます。
当院では、慢性腰痛について痛みの場所だけでなく、身体の動きや姿勢、日常生活の状態なども確認します。
施術前後で身体の動きがどう変化するのかを確認することも大切にしています。
痛みの波があるからこそ、その変化を怖がるだけではなく、自分の身体の特徴を知る材料として捉えてみましょう。
・慢性腰痛では、痛みが強い日と楽な日があることは珍しくありません。
・痛みの強さだけでなく、歩く、仕事をするなど日常生活がどの程度できているかも確認しましょう。
・調子が良い日に急に活動量を増やさず、身体の反応を見ながら少しずつ調整することが大切です。
慢性腰痛が良くなったり悪くなったりすると、「いつになったら安定するのだろう」と不安になることがあります。
しかし、症状に波があるからといって、そのたびに身体が大きく悪化しているとは限りません。
大切なのは、
痛みが強くなった前に何をしていたのか。
楽になったときは何が違ったのか。
痛みがあってもできていることは何か。
どの程度の活動なら問題ないのか。
こうした情報を整理することです。
東大阪市のひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院では、慢性腰痛について痛みだけでなく、身体の動きや日常生活の状態も確認しています。
「腰痛が良くなったと思ったら、また痛くなる」
「調子が良い日に動くと翌日つらい」
という方は、痛みの変化を記録しながら、自分の身体のパターンを確認してみてください。
なお、急激に痛みが強くなった、脚に力が入りにくい、強いしびれが出た、歩行が難しくなったなどの場合には、慢性腰痛の波と自己判断せず、医療機関で状態を確認することが大切です。
痛みが「ある・ない」だけで一喜一憂するのではなく、身体全体の状態と生活の変化を見ながら、自分に合ったペースを見つけていきましょう。
柔道整復師 東剛士が監修しています
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