
歩いていると腰が痛くなる。
少し長く歩くと腰が重くなる。
以前より歩幅が狭くなった気がする。
腰が痛くならないように、ゆっくり歩くようになった。
買い物や外出で歩くことに不安を感じる。
このようなお悩みはありませんか?
慢性腰痛があると、「歩くことが腰に負担をかけているのでは?」と考えてしまうことがあります。
そのため、できるだけ歩かないようにしたり、腰を動かさないように小さな歩幅で歩いたりする方もいます。
しかし、歩行は腰だけで行っている動作ではありません。
足首。
膝。
股関節。
骨盤。
背中。
腕。
これらが連動して、一歩一歩身体を前へ運んでいます。
そのため、歩くと腰が痛い場合でも、「腰だけが悪い」と決めつけることはできません。
また、歩き始めは問題ないのに、10分、20分と歩くうちに腰がつらくなる方もいます。
この場合も、痛みが出るまでの時間や、歩き方がどう変化しているのかを確認することが大切です。
今回は、歩くと腰が痛くなる慢性腰痛について、歩幅や身体全体の動きから考えていきます。
・歩くと腰が痛くなる方
・以前より歩幅が狭くなったと感じる方
・長く歩くと腰が重くなり、外出を控えている方
歩行では腰だけでなく、脚や股関節も一緒に動いています
歩くという動作をするとき、腰だけを動かしているわけではありません。
片脚を前へ出す。
身体を支える。
反対側の脚を前へ出す。
骨盤が動く。
腕も自然に動く。
この繰り返しによって歩行が行われます。
そのため、歩くと腰が痛い場合には、腰の動きだけではなく脚や股関節などの動きも確認することが大切です。
例えば、股関節を動かしにくい。
足首が動かしにくい。
片脚で身体を支えるのが苦手。
こうした状態があると、歩き方が変化することがあります。
ただし、「股関節が硬いから腰痛になる」と一つの原因に決めつけることはできません。
重要なのは、実際に歩いたときに身体がどのように動いているのかを確認することです。
また、歩幅にも注目してみましょう。
以前は大きく歩けていたのに、最近は小さな歩幅になった。
右と左で歩幅が違う。
腰痛が強くなると歩幅がさらに小さくなる。
このような変化がないか確認してみてください。
「痛くならないように歩く」ことで歩き方が変わっていないか確認しましょう
腰痛が長く続くと、痛みを避けるために歩き方が変わることがあります。
腰を動かさないようにする。
歩幅を小さくする。
身体を固める。
ゆっくり歩く。
痛くない側へ体重をかける。
こうした歩き方になることがあります。
もちろん、強い痛みがあるときに無理をして歩く必要はありません。
しかし、腰痛への不安が強い状態が長く続くと、身体を必要以上に固めて歩くようになる場合があります。
そこで、「腰が痛いから歩き方が悪い」と考えるのではなく、「痛みを避けるために歩き方が変わっていないか」という視点でも確認してみましょう。
例えば、最初の5分は普通に歩ける。
10分を超えると腰が気になる。
15分になると歩幅が小さくなる。
このような変化があるかもしれません。
この場合、痛みが出た瞬間だけを見るのではなく、その前から身体がどう変化しているのかを見ることが大切です。
当院でも慢性腰痛の方について、腰の動きだけではなく、立位や片脚立ち、歩行などを確認します。
身体がどのように動いているのかを確認したうえで、施術前後の変化を見ていきます。
「何分歩けるか」だけでなく、歩いた後の生活まで確認しましょう
歩行の状態を確認するとき、「何分歩けるか」だけを目標にする必要はありません。
例えば、
30分歩けるようになった。
以前より歩幅が広がった。
買い物に行っても腰が気になりにくくなった。
旅行先で歩くことができた。
こうした変化も大切です。
反対に、30分歩けても、その後何時間も腰がつらいのであれば、現在の身体にとって負荷が大きい可能性があります。
そのため、歩いた直後だけでなく、その後の状態も確認してみましょう。
また、「痛みがゼロになるまで歩かない」という考え方だけにする必要もありません。
現在どこまでなら無理なく歩けるのかを知り、その範囲から少しずつ活動を調整することが大切です。
ただし、歩くことで脚のしびれが強くなる、脚に力が入りにくい、歩行そのものが急に難しくなるなどの場合には、慢性腰痛だけと考えず、医療機関での確認を優先してください。
・歩行は腰だけでなく、足首、膝、股関節、骨盤、背中など身体全体を使う動作です。
・腰痛への不安から歩幅を小さくしたり、身体を固めたりしていないか確認してみましょう。
・「何分歩けるか」だけでなく、歩いた後の日常生活にどのような影響があるのかも確認することが大切です。
歩くと腰が痛いと、「歩かないほうが腰のためなのでは?」と考えてしまうことがあります。
しかし、歩行は日常生活に欠かせない動作です。
買い物。
通勤。
旅行。
散歩。
外出。
さまざまな場面で歩く必要があります。
そのため、歩くことを完全に避けるのではなく、現在どの程度なら歩けるのかを確認することが大切です。
東大阪市のひがし整骨院、八戸ノ里ここから整骨院、長瀬ここから整骨院では、慢性腰痛について腰だけを見るのではなく、姿勢や片脚立ち、歩行など身体全体の動きも確認しています。
「歩くと腰が痛い」
「以前より歩幅が狭くなった」
「長く歩くことに不安がある」
という方は、痛みだけでなく、歩き方や歩いた後の身体の変化にも目を向けてみてください。
なお、脚の力が入りにくい、強いしびれがある、歩行が急に難しくなったなどの場合には、慢性腰痛と自己判断せず、医療機関で状態を確認することが大切です。
腰痛だけを見るのではなく、「歩く」という日常生活の動作全体から身体の状態を考えてみましょう。
柔道整復師 東剛士が監修しています
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