
慢性的な痛みが続くと、「もう良くならないのでは」と不安になることがあります。
ですが、治療を始める前に「少し良くなるかもしれない」と思える気持ちは、回復に関係する可能性があります。
今回は、慢性的な痛みと回復への期待感について、研究内容をもとに分かりやすくお伝えします。
・いろいろな治療を受けても改善せず、不安が強くなっている方
・マッサージや骨盤矯正で治らなかった方
「どうせ良くならない」が回復のブレーキになることがある
慢性的な痛みがある方は、これまでにさまざまな治療を試してきた方が多いです。
病院に行った。
薬を飲んだ。
マッサージを受けた。
整体や骨盤矯正を受けた。
ストレッチや運動も試した。
それでも痛みが続くと、「また今回も変わらないかもしれない」と思いやすくなります。
これは決して悪いことではありません。
何度も期待して変わらなかった経験があると、人は自分を守るために、期待しすぎないようになります。
ただし、慢性的な痛みでは、この「どうせ良くならない」という気持ちが、体の回復を邪魔することがあります。
痛みは、体だけで感じているものではありません。
脳や神経が、体からの情報を受け取り、「これは危険かどうか」を判断しています。
不安や恐怖、緊張、あきらめが強いと、脳や神経は警戒モードになりやすくなります。
すると、筋肉はこわばりやすくなります。
呼吸は浅くなります。
少しの刺激でも、痛みを感じやすくなることがあります。
つまり、痛みがあるから不安になるだけでなく、不安が強いことで痛みを感じやすい状態が続くこともあるのです。
反対に、「ここなら安心して相談できそう」「少し変わるかもしれない」と思えると、体の緊張がやわらぎやすくなります。
もちろん、前向きに考えればすべて治るという意味ではありません。
痛みは気のせいでもありません。
しかし、治療に対する期待感や安心感は、脳や神経の働きに影響し、回復を後押しする可能性があります。
研究で分かった回復への期待感の大切さ
2009年に発表された研究では、慢性的な痛みに悩む患者さんが受ける5週間のリハビリプログラムについて調べられました。
対象は、大学病院で治療を受けた255人の患者さんです。
最終的には、168人のデータが分析に使われました。
この研究では、治療前、治療直後、そして1年後に、痛みや日常生活のしやすさ、生活の満足度がどう変化したかを調べています。
特に注目されたのは、治療を始める前に患者さんがどのような気持ちを持っていたかです。
具体的には、「自分は良くなるかもしれない」という回復への信念が、その後の結果に関係するかを調べました。
結果として、リハビリ後には痛みが少し軽くなりました。
1年後にも効果は残っていましたが、痛みの軽減幅は小さめでした。
日常生活では、特に運動やスポーツができるという項目に改善が見られ、その効果は1年後も続いていました。
さらに、身体的・心理的な生活満足度も治療後に上がり、1年後もその効果が続いていました。
そして重要なのは、治療前に「自分は良くなる」と前向きな気持ちを持っていた人ほど、1年後も痛みの軽減を感じやすかったという点です。
この結果から考えられるのは、慢性的な痛みの治療では、施術や運動だけでなく、治療前の気持ちも回復に関係する可能性があるということです。
ただし、これは患者さんに「前向きになってください」と無理に求める話ではありません。
むしろ大切なのは、治療者側が「この人が良くなると思える関わり」を作ることです。
分かりやすい説明。
安心できる対応。
小さな変化の共有。
痛みへの不安を減らす声かけ。
一緒に目標を決めること。
こうした積み重ねによって、患者さんの中に「良くなるかもしれない」という気持ちが育っていきます。
「良くなるかもしれない」を育てるために大切なこと
慢性痛の改善では、患者さん自身が「自分の体はまだ変われる」と感じられることが大切です。
そのためには、いきなり大きな変化を求める必要はありません。
まずは、小さな変化に気づくことです。
昨日より少し動きやすい。
立ち上がりが少し楽になった。
首が少し回しやすい。
痛みが出る時間が少し減った。
不安が少し軽くなった。
こうした小さな変化を積み重ねることで、脳は「体は変化している」「良くなる可能性がある」と学習していきます。
慢性痛の方は、痛みに注意が向きやすくなっています。
そのため、痛みが何点残っているかだけを見ると、変化に気づきにくくなります。
もちろん痛みの強さも大切です。
ですが、それだけではなく、
何ができるようになったか
どれくらい動きやすくなったか
不安がどれくらい減ったか
生活の中で楽になった場面はあるか
を見ることも大切です。
たとえば腰痛であれば、
長く座れるようになった。
朝の動き始めが楽になった。
歩く距離が伸びた。
仕事中の不安が減った。
寝返りがしやすくなった。
こうした変化も、立派な改善です。
また、治療者の説明も大きく影響します。
「腰が悪いから痛いです」
「骨盤が歪んでいるから治りません」
「一生付き合うしかありません」
このような言葉は、患者さんの不安を強めることがあります。
不安が強くなると、脳や神経はさらに痛みに敏感になりやすくなります。
反対に、
痛みがあるからといって、必ず壊れているわけではありません。
体は少しずつ変わっていきます。
今の状態なら、ここから改善を目指せます。
一緒にできることから進めていきましょう。
このような説明は、安心感につながります。
ここから整骨院グループでは、慢性的な腰痛や肩こり、首の痛みに対して、施術だけでなく、患者さんが前向きに治療へ取り組める説明を大切にしています。
マッサージで治らなかった方。
骨盤矯正で治らなかった方。
病院で異常なしと言われたのに痛みが続く方。
そうした方ほど、「なぜ痛みが続いているのか」「どうすれば変わっていけるのか」を納得できる形で理解することが大切です。
痛みを取ることだけでなく、安心して動けること。
自分の体を信頼できること。
生活の中でできることが増えること。
これらが、慢性痛の改善にはとても大切です。
・前向きな気持ちは無理に作るものではなく、分かりやすい説明や小さな変化の共有によって育てることが大切
・慢性痛の改善には、施術、運動、生活習慣だけでなく、不安を減らし自信を取り戻す関わりが重要
長引く痛みがあると、前向きになれない日もあります。
それは当然です。
何度も治療を受けて変わらなかった経験があれば、「本当に良くなるのかな」と不安になるのも自然なことです。
だからこそ、治療では痛みだけでなく、気持ちの部分も大切にする必要があります。
きっと良くなるかもしれない。
自分の体はまだ変われるかもしれない。
そう思えることは、慢性痛の改善にとって大きな力になります。
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