
急性腰痛になると、つらいのは痛みだけではありません。
一番しんどいのは、動くのが怖くなることかもしれません。
立ち上がったらまた痛むのではないか。
歩いたら悪化するのではないか。
前かがみになったら、またあの痛みが出るのではないか。
そんな不安があると、体を動かすたびに身構えてしまいますよね。
そしてその結果、余計に体が固まりやすくなり、さらに動きにくくなることがあります。
急性腰痛では、痛みを軽くすることも大切ですが、それと同じくらい、怖がりすぎて動けなくなる流れを作らないことが大切です。
この記事では、急性腰痛のあとに起こりやすい 不安と動きにくさ の関係について、わかりやすくお伝えします。
・ぎっくり腰のような症状で、動作のたびに不安が強い方
・急性腰痛のあと、どう過ごせばいいか分からない方
急性腰痛がつらいのは、痛みより動くことが怖くなるからです
急性腰痛になると、ただ腰が痛いだけでなく、動作そのものに不安がつきやすくなります。
立つ、座る、歩く、寝返りをする。
これまで普通にできていたことが、急に怖く感じるようになることがあります。
こうした不安が強くなると、体は自然に腰を守ろうとして力が入りやすくなります。
すると、腰まわりの筋肉がこわばりやすくなり、動き始めがさらにしんどくなることがあります。
つまり、
痛い
↓
怖い
↓
力が入る
↓
さらに動きにくい
という流れができやすいのです。
急性腰痛のあとに大切なのは、痛みがあるから何もしてはいけない、と考えすぎないことです。
もちろん無理は禁物ですが、必要以上に怖がりすぎると、かえって回復しにくくなることがあります。
急性腰痛では、無理をしないことと、止まりすぎないことの両方が大切です
急性腰痛の時、多くの方が二つの極端に向かいやすいです。
ひとつは、痛みを我慢して普段通りに動こうとすること。
もうひとつは、少しでも動くのが怖くて、できるだけ動かないようにすることです。
でも、どちらにも偏りすぎないことが大切です。
我慢しすぎると腰に負担がかかりやすくなりますし、逆に止まりすぎると体が固まりやすくなります。
だからこそ、今の体でできる範囲の動きを少しずつ見つけることが大切です。
少し楽な姿勢を探す。
ゆっくり寝返りをする。
短い距離だけ歩いてみる。
立ち上がる時に急にひねらない。
こうした小さな工夫でも、体は少しずつ動きやすくなっていきます。
また、少し楽になった時に急に頑張りすぎると、ぶり返しやすくなるので注意が必要です。
急性腰痛の回復では、一気に元に戻ることより、悪化させずに戻していくことが大切です
・不安が強いほど、体がこわばってさらに動きにくくなることがある
・改善には、無理をしないことと、止まりすぎないことの両方が大切
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